本「闇に咲く おいち不思議がたり」
あさのあつこ著。おいち不思議がたりシリーズ。
なんとなく途中から、こういう結末かなー
ってのが分かってしまってはいた。
それがちょっと残念。
前作、前前作と比べると
やや面白みが欠けるようにも感じてしまった。
キャラクターなんだよなー
きっと。
キャラクターの個性が際立っていたり
そのキャラに少しでも共感できたりすると
やっぱり物語に入り込めるのかもなぁ。
今回はそういうのが全くなくて
「へー」とか
「ふーん」とか
そんな感じ。
あとね、
おばあちゃんの形見の櫛を
幽霊?の おきょうちゃんにあげちゃうシーンにも
まったく共感できず・・・
血のつながらない姪に
叔母が渡した形見だよ。
そんな大事なもんをさー
まあ、おいちちゃんって
そういう子なんだね?
あぁ、おばちゃん(私ね)
なんだかモヤモヤする。
次作に期待!!