自死が周りに与える影響：一個人として、友人として

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出来れば嫌われたくないし
好かれて必要とされたい
ただ　そうなりたいばっかりに
媚びたり善人ぶるのは間違いってもんで
無理な関係を我慢で通そうとすれば
苦痛や自分への不信感で自信を失くしかねないから
頑張らないに限る

年がら年中つるむのが苦痛なら
自分のペースでいられるヒトを見つければいいだけ

同じ穴のムジナって結構いるもんだよ
ノーガードでやられっぱなしの私を
ひょっこり現れたムジナが支えてくれた
助けてないよといいながら

素直じゃないところがまさにムジナで
頑ななココロが柔らかくなった
私も同じ様に
彼にタイミングを合わせられたなら
救えたのかもしれないと
また思い上がった事を考えてしまう

どこかにムジナがいるのなら
また　頑張れる気がしない？

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ひとりよがりの悲しみに支配されている事も
必要以上に彼の死と関わりたがっている事も
現実の生活を大切にしなきゃいけないって事も
ぜーんぶ
わかってるよ！

でもさ
悲しいんだよ
悲しいの！

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あーめんどくせぇ
彼とふたりっきりで会った事なんかないよ
みんなと一緒にいたじゃん　いつも
ただ　お互い似た性格なのは分かってたから
突っ込み合っては笑ってたね

かといって
彼に依存されたこともないし
私がなにか持ちかけたこともない

ヒトを簡単に許せるから悩みなんかひとりで解決出来るし
置かれている状況は自分が選んだものだと分かってるから
頑張りもするし諦めもする

お互いそうやって器用に生きて行けるんだって思ってた
連絡なんか取らなくたって
しんどい時は思い出してることくらい分かってると思ってた

でも彼は
私が自分自身をも見失う行為をしてのけた

悔やんでも悔やみきれないのは
打ち明けられない性格を知っていたのだから
たまには
様子を聞くぐらいの連絡はすべきだったと思うから

全てが　間に合わなかった後付けの言い訳

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目の前で彼を
かすめ取られた！

誰に？

それはせめて
彼の救いの天使であったと思いたい！

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大丈夫
大丈夫だからと強がって
素直になれない
凹んだり　すねたり　いじけたりは
ひとりの時に済ませればいいやなんて
カッコつけるのも大概にしておこうよ
お互い