生徒目線、欠けてない?! ~コート置き場がないのはなぜ?~
こんにちは。
かみてぃーです。
さて、
先生方、日毎に寒さが増してきましたね。
今年は12月まで暖かかったとは言え、
もう厚手のコートが手放せない時季になりました。
生徒たちもコートを着てくる子が増えてきているのではないでしょうか?
と、そこで、
生徒たちが着てきたコートって教室のどこに置きますか?
椅子の背もたれにかける?
いやいや、どう考えても裾を引きずるでしょ💦
じゃあ、ロッカーの中?
いやいや、教科書や資料集でいっぱいだわ💦
それなら、ロッカーの上に…
いやいや、学級文庫や絵の具セット、その他のものであふれている。
片付けたとしても、そもそも全員分は置けない💦
一体、どこにおけばいいの???
そうなんです。
どんなコートを着てくるかの指定はあっても、
そのコートをどこに置くかの指定はないんです。
試しに、もう一度ご自身の学校の校則や生活の決まりを読み直してみてください。
もしかしたら、雪国の学校ではコート置き場があるのでしょうか?
少なくとも僕が今まで在籍してきた学校では、決まっていませんでした。
コートを着てきていいのにコートを置く場所は決まっていない。
おかしいと思いませんか?!
いや、誰が考えたっておかしいでしょ!
あれだけコートについては細かく指定してるのに、
置く場所は適当でいいなんてことがあるはずがない。
なぜこのようなことが起こるのでしょう?
それは、
生徒目線が抜け落ちているから!
先生は生徒を指導する立場。
だから、生徒に勝手なことをされては困る。
そこで、コートは「ダッフルコート」だとか「Pコート」だとか決める。
でも、考えるのはそこまで。
着てきた後のことまでは気が回らないのですね。
まるで、そんなの担任が勝手に考えればいいと言わんばかり。
ただ、これって決して悪いことではありません。
人間誰しも完ぺきではありませんから。
当然、気が付かないこともあります。
だからこそ、生徒たちとよく話をして、
何に困っているのか?
どうして欲しいのか?
を定期的にチェックする必要があるのです。
例えば学級委員会。各クラスの問題点を月1で話し合いますよね?
例えば中央委員会(生徒評議会)。
生徒会本部を中心に、委員長やその他のリーダーが集まりますよね?
そのような場で意見を吸い上げればいいのです。
それに、これは別にコートだけの問題ではありません。
他のことについても同じこと。
必ず「これをやりましょう!」と言ったら、
その後のことをチェックする必要があります。
うまくいっているのか?
いっていないとすれば何が問題なのか?
こういうことをチェックしている学校ってどれくらいあるのでしょう?
先生個人の問題ではないですよ。
学校全体としてチェック機能があるかということが問題です。
もし、この記事をを読んでいらっしゃるのが生徒会担当の先生ならば、
ぜひ振り返っていただき、
生徒目線をもっともっと取り入れていきませんか?
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