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お香を始めたきっかけは、急に香った白檀の香り。

今年も残すところあと半年となりましたね。

6月30日の本日は、各地の神社で罪や穢れを祓い清める「夏越の大祓」という神事が行われます。

この時期、神社には「茅の輪」が設置されているところも多く、無病息災を願い「茅の輪くぐり」に訪れた方も多かったのではないでしょうか。

(素材サイトよりイメージ図)
一礼しながら八の字を描くようにくぐります。

心身ともに穢れを祓い、残りの半年を軽やかに進むための節目の行事です。



そんな6月最終日。私はあまり時間を取れなかったので、今年は部屋を軽く掃除し、お香を焚いて部屋と気持ちをすっきり綺麗にしてみました。

大好きな「白檀の香り」

数年前から突然興味が湧いて手に取ったお香。
今では気持ちをリラックスさせてくれる私の必須アイテムです。


実は興味を抱いた経緯が、ちょっと不思議な(怖い?)話なのですが、誰にも共有したことがないのでここで書いてみようと思います。


お香や線香、アロマなどの香り物を一切持っていなかった数年前のある日。
部屋で何気なく過ごしていると、突然あまい線香のような香りが漂ってきました。あの日は冬だったので窓も開いておらずとても不思議だったのですが、怖い感じはなく、むしろとても心地よい気持ちになりました。

一瞬ふわっと香って、そのまますーっと消えてしまったのですが、
とても落ち着く良い香りに惹かれ、「なんの香りだったんだろう?」と、線香の種類を調べてみることに。
その過程で『お香』という存在を知り、入門書を買ってみたり、お店に足を運んでみたり、ゆるっとしたお香ライフがスタートして今に至ります。


香りは「伽羅」や「沈香」など色々試してみたのですが、結局あの日感じたのは「白檀」だったようで、それは一番好きな香りでもありました。

知っていくうちに、「白檀」にも多くの繊細な香りの違いがあることが分かり、時々買って比べてみては、お気に入りの物を見つけるのが私の楽しみの一つです。


何故あの日、突然線香の香りを感じたのか、いまだに不思議な気持ちがありますが(気のせいだったかもしれませんが)
結果的に大変有益な出会いとなったので、直感的に行動するのも悪くはないなと感じた経験にもなりました。




明日から7月。いよいよ夏が始まりますね。
気持ちを新たに、2023年下半期も楽しく駆け抜けていきたいものです。

では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
素敵な良き明日を。


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