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お夜食のある深夜だけの読書喫茶、ほしくない?


読書できる場所は、深夜になると無くなる。


夜に寂しくて苦しくなると、いつも本の中に
逃げた。
けど、本当は誰かと一緒にいたい。

本当は、自分じゃない人間のいるところで
朝が来るまで過ごしたい。
人の気配を感じられるところで本が読みたい。



いつかそんな拠り所を作りたいという夢の話。



小さくてうす暗くて、あったかい場所。
どうしようもなく寂しくて苦しくなった人が
逃げ場を求めて集まれる場所。
深夜だけでいい。始発までやっていたい。

おむすびと豚汁とか、出したい。
厚切りバタートーストとシチューとか。

ミネストローネも好き。小さな野菜と
マカロニが、一皿に集められている感じが
なんだかあいくるしい。

きらきらした金平糖とかどうだろう。
小さくて優しい味のクッキーとか。
仕事の合間に食べるチョコレートみたいに
ほんの少し生きる時間を繋ぎたい。


そこにいる間だけでも、寂しさから
逃げられるような空間がいい。

店内はあったかい色の小さな光で。
植物も置きたいなぁ。華やかじゃなくて
いいから、いつも緑を添えていたい。

愛についての詩集とか、食に関する小説とか
逃げ場をくれる本を壁一面に飾りたい。
寂しい夜に寄り添ってくれるエッセイも。

何か煌めく物もあったらいいよね。
ライトに照らされてる、ステンレス製の
コーヒー器具とか☕️

心が元気になったら、帰りたくなったときに
帰れるように運転代行もお願いしよう。


辛かったことを話して泣いたっていい。
嬉しかったことを話して一緒に幸せな気持ち
にもなりたい。
ただご飯を食べに来たっていいよね🍲

喫茶店と言いつつ、正直コーヒーは
2種類くらいでいい。
こだわりのコーヒーよりあったかいほうじ茶の
ある喫茶店があったっていいよね。

お酒は心が満たされるような、甘さが
じんわり沁みわたるものを。
チョコレートリキュールや、ブランデーを
低アルコールで飲みやすいカクテルにして
出したいね。

それでも帰る時寂しくなったら、次の日も
来たらいい。
連日来てくれたら試作品サービスとかしたい。


「いつか誰かが作ってくれないかな」
じゃなくて、私がそんな場所を広げたい。

まずは私の周りの大切な人たちが
寂しくない夜を過ごせるように。

#かなえたい夢  

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