香菜

本に溺れ、カクテルにときめいています。 明日こそどうか幸せでありますように。 読了本レ…

香菜

本に溺れ、カクテルにときめいています。 明日こそどうか幸せでありますように。 読了本レポート/ときどきエッセイ

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お夜食のある深夜だけの読書喫茶、ほしくない?

読書できる場所は、深夜になると無くなる。 夜に寂しくて苦しくなると、いつも本の中に 逃げた。 けど、本当は誰かと一緒にいたい。 本当は、自分じゃない人間のいるところで 朝が来るまで過ごしたい。 人の気配を感じられるところで本が読みたい。 いつかそんな拠り所を作りたいという夢の話。 小さくてうす暗くて、あったかい場所。 どうしようもなく寂しくて苦しくなった人が 逃げ場を求めて集まれる場所。 深夜だけでいい。始発までやっていたい。 おむすびと豚汁とか、出したい。 厚切り

    • エッセイ#3 人が喜んでたら嬉しいから、自分の事は

      自分のことは後回しにしちゃう。ではない。 "自分のために"の思考がないのである。 決して後回しにしているわけではない。 ”誰かのため”の日々 恋愛で言うならば、会いたいって言われたら 会いに行くし、お相手が好きなものとか 買って行っちゃう。 だって嬉しそうにしてくれるから。 友達が辛くて泣いてたら、深夜だって 大雨だってすぐに駆けつける。 だって楽しい時間を過ごしてほしい。 綺麗事に聞こえるかもしれないが、見返りも 求めてない。 まず「見返りがほしい」という思考

      • 読書レポ / 一人称単数

        あらすじ 6年ぶりに放たれる、8作からなる短篇小説集 「一人称単数」とは世界のひとかけらを 切り取る「単眼」のことだ。 しかしその切り口が増えていけばいくほど、 単眼はきりなく絡み合った「複眼」となる。 そしてそこでは、私はもう私でなくなり、 僕はもう僕でなくなっていく。 そして、そう、あなたはもうあなたで なくなっていく。 そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 「一人称単数」の世界にようこそ。 感想 村上春樹さん、初めましてでした…! 読了後の感想は 教科

        • 読書レポ / あなたの繊細さが愛おしい

          あらすじ 「あんなに美しく魅力的なのに 劣等感でいっぱいで、とても繊細なマリリン。 私は、彼女が「生きにくい」と嘆きながらも、 どんなに絶望しようとも、諦めることなく 真摯に生きた、その姿に惹かれる。 そして、そのまなざしでマリリンを 見つめたとき、たまらなく愛おしいと思う。」 (序 章より) 五百年に一人、と言われる奇跡の女優。 三十六年という短い人生。 その最期はミステリアスで悲劇的でしたが、 彼女はまちがいなく「大成功した女優」 であり、「超魅力的なセックス

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        お夜食のある深夜だけの読書喫茶、ほしくない?

          エッセイ#2 好きなものを好きだと言い続ける事

          初めての1人飲み 初めて1人でバーへ行ったのは 飲み放題もある大きい店舗だった。 お酒について何も知らないのに 1人でカウンターに座ってた 訳のわからない私に、 バーテンダーさんは忙しくても 適当にあしらったりせず、 1から10まで教えてくださった。 それがどうしようもないくらい 楽しくて。 バーテンダーさんとは今でも 仲良くさせていただいている。 私にとってはキラキラした お酒の世界の先生だ。 「バー開いてみない?」 学生専用のコワーキングスペースの ような場所

          エッセイ#2 好きなものを好きだと言い続ける事

          エッセイ#1 ひとりでバーに行く価値

          最初に1つ強く主張しておきたいのが 私のお酒に対する愛を その辺の酒好きと一緒にしないでほしい。 並々ならぬ愛なのである。 お酒は人を繋いでくれる 月に1、2回ほど1人で繁華街へ行く。 朝までふわふわ飲み歩くのが好きだ。 もちろん2人で腹を割って話したり 数人で賑やかに飲むのも好きだ。 お酒は人と人とを、繋いでくれる。 一人で飲んでても、決して一人じゃない。 バーへ行くきっかけ 炭酸が飲めなかった。 ビールや缶チューハイなど 私の中ではお酒=炭酸であったため 興味

          エッセイ#1 ひとりでバーに行く価値

          ドドド緊張の初投稿

          ⚪︎自己紹介 初めまして、香菜(かな)と申します。 本とカクテルと言葉を愛し抜く日々を 送っております。 ごくごく普通の一般女性です。 頭の中ではいつも ぐるぐる考え事をしています💭 ⚪︎大好きなものたち 本、お酒、花束、写真が好きです。 本は小説や哲学書、絵本や詩集など なんでも読みます📚 苦手なホラーとサスペンスの壁は まだ越えられていません…🙃 思考がカッチカチなので 小説は書けませんが、 エッセイを少しずつ綴れたらと。 取り留めのない日常の備忘録です。

          ドドド緊張の初投稿