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効果的な広告デザインの基本、「色使い」ってこんな感じ

企業や製品のイメージを左右するデザインの中でも、基本となるのが色使い!
色の組み合わせ次第で、ユーザーに与える印象が変わり、抱かれる感情が変わり、行動変容へとつながっていくからです。

では、効果的な広告デザインのために、色使いを具体的にどう考えればいいの??
あくまで基本的な考え方ですが、基本だからこそいま一度、広告デザイン制作の際にあらためてチェック項目として見てみてはいかがでしょうか。

1.ターゲットオーディエンスを考慮する

広告デザインにおける色使いの基本として、ユーザーの好みや感性によりそうこと。例えば、子供向けの商品なら明るいカラフルな色が効果的ですが、ビジネス向けの広告では落ち着いた色調が適しています。

2.ブランドのパーソナリティを反映する

製品やサービスのブランドイメージに合った色を選ぶことで、一貫性を保ちます。ユーザーの脳内で色とブランドを一致させ、色が目に入った瞬間にブランドが想起されることを目指します。

3.感情を呼び起こす

色は感情を引き起こす強力な手段です。例えば、赤は情熱や興奮を連想させ、青は安心や信頼を表現します。感情に訴える広告は記憶に残りやすくなります。

4.対比を活用する

コントラストのある色の組み合わせは、重要な情報を際立たせるのに役立ちます。例えば、明るい背景に暗いテキストを使うことで、メッセージがより鮮明に伝わります。

5.色の文化的な意味を考慮する

色には文化や地域によって異なる意味があります。例えば、白は一部の文化では喪に関連付けられるなど、色に紐づいたコンテキストを理解した上で使用した方がよい場合があります。

6.色の組み合わせを効果的に

対照的な色や補色を使うことで、デザインを魅力的にし、視覚的な興味を引きます。

7.テストとフィードバック

 複数の色のバリエーションを作成し、実際のターゲットにテストしてフィードバックを得てブラッシュアップしていくことができるとよいでしょう。

もちろん、上記で色使いの基本が網羅できているわけではありませんが、感覚的に判断しがちな色使いについて、あらためてポイントを挙げてみることで、ちょっとした気づきになると幸いです。

ユーザーの感情、ブランドの個性、文化や時代的背景。
それらを統合的に組み合わせることで最適解を見つけるのが、広告デザインの色使い。そう考えると、思っていた以上に深い世界なのかもしれません。


私たち金棒は、プロデューサー、アートディレクター、コピーライター3名による最小ユニットの広告制作会社。ブランディングからWEB制作、広告運用、映像制作など、制作関係にまつわるあらゆる業務にご対応します。何かお困りごとがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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