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2024年の抱負と今、どんなデザイナーになりたいか考えた話

こんにちは、カナダトロント在住Freelance DesignerのShimomura Kanako(下村 香菜子)です。

みなさんあけましておめでとうございます!

そして、令和6年能登半島地震、日本航空516便と海上保安庁機の衝突事故について被害に合われた皆様、関係者の方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。微力ながら能登半島地震に関して募金をさせていただきました。

さて、今回は2024年の抱負と今、どんなデザイナーになりたいか考えた話ということでお話していこうと思います。

下記が今回の目次です。



2024年の抱負

1. UIUX以外のデザイナーポジションを試すこと

なぜ試そうと感じたか?

  • 私が興味があるのはどのジャンルなのか知りたいから

  • 試した上で大学院に行くのか、行く場合どの分野が良さそうか考えるきっかけにしたいから

  • いろんなデザインポジションがある中で居心地の良さも見極めたいから

試すこと

  • 事業(サービス)or 組織・企業どちらにフォーカスしたデザイナーポジションが自分に合うか実際の現場で試す(どっちもという結果もありうる)

具体的に想定されるデザイナーポジション

  • 事業(サービス)

    • サービスデザイナー

    • ビジネスデザイナー

  • 組織・企業

    • デザインマネージャー

    • デザインストラテジスト

後半記載している「今、どんなデザイナーになりたいか」に直接関係するんですがUXデザイナーの次のステップはいくつかあると思います。私は性格的に、特技を持ちたいタイプでなのですが「①自分が得意なこと(頑張らなくてもできること)」「②自分が好き・興味があること」「③自分が苦手なこと」どれを磨くと特技になるのか見つかっていません。また、AIが一般化したことで新しいデザイナーポジションも生まれると思います。その中で自分のデザイナーとしての居場所がどのへんが良いか少しでも見えるといいなと考えています。現時点で、サービスデザイナー・ビジネスデザイナーは今のポジションがかなり近いので継続、デザインマネージャー・デザインストラテジストは組織デザインに関われそうではあるものの知識が既にあるわけではないので、前半は勉強し後半にガッツリ関われたらと考えています。


2. 働く時間を160時間から140時間へ減らすこと

なぜ減らそうと感じたか?

  • 昨年の振り返りをした結果、少し働きすぎだと感じたから

  • 英語を勉強する時間や趣味の時間を確保したいと感じたから

  • フリーランスという立場なのになぜか160時間/月で仕事を受けていることに違和感を感じたから

具体的にやること

  • 生活バランスの時間配分をざっくり下記に変えてみる

    • 睡眠 7時間

    • 仕事 7時間

    • その他 10時間(趣味、勉強、食事が含まれる)

その他の時間配分が多く見えると思うのですが、この中に食事や出かける前の準備などすべて含まれています。実際本当に何にでも使える時間は4-5時間程度だと思います。年明けから早速試していますが、若干睡眠が多い状態です。笑

3. 給料をあげること

なぜ給与を上げたいと感じたか?

  • 大学院に行く可能性が高いので資金を十分に用意したいから

  • 例えフィジビリ期間だとしてもUIUXよりも難しいポジションで働くので時給を上げても問題ないと判断したから

  • 働く時間を減らすが、生活レベルを下げる気がないから

どうあげるのか?

  • 1時間あたりの時給を上げる交渉を行うこと

  • UIUXとその他デザインポジションで時給を分けること

  • その他デザインポジションをUIUXよりも時給を高く設定すること

  • その他デザインポジションの時間を増やすこと

  • UIUXの時間を減らすこと

クライアントへの共有状態は下記です。

  • 2社 1月より要望通りの時給・時間変更が確定済み

  • 1社 打診済み、先方社内で検討中。2月より変更予定。

  • 1社 変更なし予定

最後の1社に関しては、下記理由から変更打診をしていません。

  • サービスリリース前で収益化前状態であること

  • 私が積極的に学びたいポジションであること(サービス・ビジネスデザイン)

  • 働く時間が短く給与を上げる上で影響が少ないこと(15h/月)


4. 英語勉強時間を増やすこと

 なぜ英語勉強時間を増やしたいと感じたか?

  • 大学院進学を検討していて、スコアが足りていないから

  • 今年から北米で展開されているサービスのUIUXを担当するため会話力を上げたいから

  • 日常会話とテストは違う為、テストに向けた勉強をしたいから

具体的にどう増やすのか?

  • 4ヶ月毎にDuolingo Englishテストを実施する(1回目実施済み)

  • 英語勉強時間の確保

    • スピーキング力、発音矯正のためにELSAを1日20分行う

    • Duolingo1日3レッスン

  • 日常的なタスクリストやメモ書きを英語にする

  • その他

    • 時間に余裕があるときに教科書を活用した勉強を行う

英語勉強に関しては、まずは定量的に数値で自分のレベルが見えるようにすることと、スキマ時間を活用した勉強の癖付けから始めようと思います。教科書を活用してガッツリ勉強するのも大事なんですが私は得意ではなく続かないので徐々に増やす方法を考えています。

5. その他(状況に応じて行うこと)

日本に帰国する場合はやること

  • 合同会社化すること

    • 節税の観点でそろそろ法人化が必要だと考えていること

    • 将来出資してもらうことを考えていないので合同会社想定

2024年の抱負に関してはこんな感じです。もう少し細かくいくつかありますが、ここに書くようなことでもないので割愛しました。

今、どんなデザイナーになりたいか

デザイナーっていろんな種類がありますよね。多分、世の中にある物の90%
はデザインされているのではと思います。
個人的には、デザインは目的を実現することで、実現方法や表現に使う媒体が違うだけで本質は同じだと思っています。なので、すごく雑に言うとどんなデザイナーにでもなれるはずだと思っています。

ただし、得意不得意や自分が楽しくできるかどうかという個人で違う部分はあると思っています。直近で言うと私はWEBやアプリというITの分野が得意と言えると思います。ただし、ITと言ってもWEBやアプリ等をメインに扱わない「人軸」のデザインのポジションもあったりします。

以下は経産省が公開してる高度デザイン人材のPDFより抜粋したものです。

高度デザイン人材育成ガイドライン

経済産業省は、産業競争力とデザインを考える研究会の報告書『「デザイン経営」宣言』(2018年5月)等を踏まえ、2018年11月に「高度デザイン人材育成研究会」を設置しました。本研究会において、デザインを基軸にして事業課題を創造的に解決する「高度デザイン人材」の育成要件や育成カリキュラム等の検討を行い、今般、「高度デザイン人材育成ガイドライン」及び「高度デザイン人材育成の在り方に関する調査研究報告書」を取りまとめました。

https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/kodo_design/20190329_report.html

少し前ではあるんですが、私はこのガイドラインがとても良くまとまっていて指標になるのでたまに見ています。特にUXデザイナーの次のステップとして良い参考になると思います。

また、詳細版のPDFには各ポジションになるためにどのような学習が必要かについて触れられています。海外大学院のカリキュラム名も書かれていてとても参考になります。(※大学によって数年ごとにカリキュラムを更新しているので全く同じものが常にあるかはわからないです。)

高度デザイン人材育成ガイドライン

私が今、どんなデザイナーになりたいか?と聞かれたら「柔軟性のあるデザイナー」と答えると思います。今まではモノを作るデザインを積極的に選び学んできましたが、今年から人や組織に関わるデザインにもチャレンジしようと思います。正直、人と関わるのは得意ではなく過去の上司がもしこれを読んだらかなり驚かれると思います。笑

柔軟性のあるデザイナーを目指す最初の1歩として、今年から「Freelance UIUX Designer」ではなく「Freelance Designer」にサムネイルの名前を変更しました。UIUXだけではなくもっと広い意味でいろんな事が設計できる人になりたいなと思います。

最後に

最後まで読んでくださりありがとうございました。2024年もよろしくお願いします。

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