かなみ★コラムニスト

70代のとーちゃんがガンになって必死に見守る娘

かなみ★コラムニスト

70代のとーちゃんがガンになって必死に見守る娘

マガジン

  • むーびームービー

    映画を見て感じた、困難の乗り越え方、楽しく生きるヒントを凝縮してお伝えします。

最近の記事

バカにするんじゃない!

最近、父からよく聞く言葉。 立つとフラフラするので、父が動こうとすると駆け寄って支えるのが癖になった。悪性リンパ腫の疑いで検査中なんだけど、ダルさが半端ないみたい。 立とうとしたので「どこに行くの?」と手を差し伸べながら聞くと、すぐに返事がない。「トイレ?歯磨き?パソコン?」って聞いてみる。 「ちょっと待ちなさい。今言うところだったのに」ってお怒りモード。ごめん。催促したらいけなかったパターンだった。 すぐに答えを求めてしまって、私が知らないところでフラフラして転んで

    • 現実から離れて夢中になれた映画

      父がガンになってから、ドラマや映画の内容に敏感になっている。 医療系、復讐もの、刑事ものなど、人の生死が関わっているものは、今までようにどこか関係のないところで起きていることのように思えない。 ドラマや映画のあらすじを見てから再生してるのに、登場人物が病気を抱えていたときは、停止ボタンを押した。 病気は身近なものだけど、今は辛い。ガンとはいえ、まだ検査中で診断がくだされてなくて、わからないことが多いから、不安だらけ。 そういうときは、無理して観ない!じゃあなにを観るか

      • やる気を阻む大敵!

        4月ってこんなに天気が不安定だったっけ? 雨の日、強風の日、夏日、寒い日。 低気圧が大暴れしてて、ガンになった父のことでショックで不安なのに、なんだこの煩わしい天気は! 頭が痛かったり、見えない重りに体を押し付けられてひじょーにしんどい。1日の中でも寒暖差が激しいのも、体調を整えるのが難しい。 低気圧のせいで散々な目にあってる。病院に行く日は大雨で強風っていう日が多くて、足元がおぼつかない父と移動するのは大変だった。 ガンになった父は、前から低気圧のとき頭痛やダルさが

        • カゼかと思ってたらガンだった父

          父がガンになった。 検査中で結果が出てないから、まだ病名は言われてない。だけど、悪性リンパ腫の疑いがかなり高いらしい。 おかしいなって思ってたことがいくつもあったから、納得がいったというか、腑に落ちたって気持ちが強い。 今思えば、今年に入ってからずっとカゼをひいてて、熱は出ないけど倦怠感が強くて、目を固く閉じて寝てることが多かった。 土・日には、「食事に行こう」「買い物に行こう」とサッサと車に乗り込むような、アクティブで趣味は家族な父。 「行こう」って言われて煩わし

        バカにするんじゃない!

        マガジン

        • むーびームービー
          13本

        記事

          もしも魔法が使えたら

          としまえん跡地にできた、The Making of Harry Potterのスタジオスターに行ってきた。 そこで、もし魔法が使えたら・・・なんて考えてみた。 母と妹がハリーポッターの大ファンで、私はその次くらいのレベルでファン。それでも全作5回ずつは観ていて、好きなシーンもセリフもある。 行く3日前から、ハリーポッター漬けのように映画を観まくって準備万端で当日を迎えた。 一言でいえば、最高の空間だった。 映画の中で、魔法って不思議だなって思ってたことが目の前で起きて、

          もしも魔法が使えたら

          コーヒーで集中力が高まりません

          「コーヒーを飲んでも目は覚めないし、集中力が高まることはない」ホンマでっか!TVで専門家の先生が言っていた。 うそでしょ。 コーヒーは、午後の眠気を吹っ飛ばす、最高でおいしいアイテムだと思ってたから。 OLをしていたころ、唯一の楽しみはランチタイムだった。同僚と近所のお店に行き、社内やお客さんの悪口をおかずにご飯を食べていた。食べ終わると、重たいおなかをさすりながら席に戻るのが習慣。 そんなんだから、午後の仕事中にきまって眠くなる。私は契約書や請求書を作成する業務だった

          コーヒーで集中力が高まりません

          ダラダラとして何も進まないときの突破口

          「掃除をして、本を読んで、ステキなカフェに行って、お料理をして、散歩をして、今日を充実させるぞ!」って、理想の生活を想像しますよね。 でも、できないんですよ。 そう思えば思うほどできない。何時間経っても何も変わってない部屋で、「私、なにしてるんだろう」と思ったりもする。 トイレに行こうと歩いて、足にくっついてきた紙に『私が痩せる方法』って書いてあった。痩せたくて調べたことが書き出してあって、最後には『絶対痩せて美女になる!』って半端ない意気込みが感じられた。 もう痩せる

          ダラダラとして何も進まないときの突破口

          自分の手で幸せをつかむ方法

          「バカとブスこそ東大へ行け」という、デリケートな部分をぶっさしてくる言葉がドキッとして、いつまでも忘れられないのが『ドラゴン桜』。 面白そうなものがないか動画配信サービスをうろうろしていたら、見つけたのがドラゴン桜。そういえば、1回目の2005年も2回目の2021年も見逃してしまったのだった。これが見るチャンス。 このドラマは、東大を目指すことで、自分をいやというほど向き合う時間が多いと感じた。 これは、生徒だけでなく先生も保護者もそう。現状を知ることって本当に難しい。

          自分の手で幸せをつかむ方法

          人間関係で悩まなくなる能力

          相手の気持ちがわかったらどれだけ楽なんだろう、って思ったことがある。会話がかみ合わないとき、普通だと思うことを相手がしなかったとき、その原因がわかるのは、相手の考えてることを覗き見ることしかない。 主人公の岸部露伴は、有名な漫画家。漫画にリアリティを宿すために外出するんだけど、奇妙なことに出くわす。 夢や妄想が苦手な現実主義者で、知識が豊富、自分の漫画を読んでくれる読者を大切に思っている。 そんな彼が、実はありえないような特殊能力を持っているところが、強味なようで弱点。

          人間関係で悩まなくなる能力

          信じてみようかなって思う人にはこれがある

          初対面でも「この人の言葉を信じてみてもいいかも」って思う人がいる。どうしてそう思えるのか、『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』でわかった。 国際霊柩送還士(こくさいれいきゅうそうかんし)と読むんですって。きっとこのドラマを見なかったら、知らなかった職業のひとつだろう。 そして、海外で亡くなる日本人って、ニュースになるくらいのテロや事件に巻き込また人のことだと思っていた。よく考えてみると、海外で生活していれば病気や交通事故で亡くなってしまうこともある。 私が感動したのは

          信じてみようかなって思う人にはこれがある

          WBCで「期待してた結果を出せる人のすごさ」を感じた

          「ここで決めてくれよ!頼む!」 その期待を叶えてくれる瞬間がいくつもあった。WBCが開催されて、今日で3日目。最初は興味がなかったんだけど、今となっては19時からのWBCに合わせて予定を組んでいる。 日本のプロ野球で好成績を残しているスター選手の集まりなんでしょ。対戦する国も同じような選手ばっかりなはず。 ひとりひとりが、地域で野球が上手な少年がすべてをかけてプロになり、その中でもここ数年で結果を出せた選手が、WBCの選手に選ばれたんだね。 「あんな曲がるボールは打て

          WBCで「期待してた結果を出せる人のすごさ」を感じた

          馴染むには

          他人とうまくやっていくって、簡単じゃない。だけど、うまくやってくことで、メリットがたくさんあって、なによりやりたいことが早く叶う。そして、誰かと感じる達成感も悪くない。 ネットフィリックスのドラマシリーズ、『ウェンズデー』を観て、人と仲良くなれないウェンズデーが、どうやって人と関わっていくのかが描かれていた。 『アダムス・ファミリー』という、ちょっと怪しくてダークだけど、おもしろくて目が離せない家族の映画を覚えているだろうか。 『アダムス・ファミリー』の世界観はこう。

          試行錯誤!美肌を目指す朝習慣。

          「ふき取り化粧水」で顔を整えるのが、朝のルーティン。 これに辿り着くまでいろんなことを試してみた。 朝、洗顔料で洗っていると、乾燥してほっぺが砂漠のようにガビガビに割れはじめた。乾燥しすぎるなって気が付くのに半年はかかったのがイタい。 洗顔料の次は、ぬるま湯で顔を洗うようになった。いい感じだけど、顔の油が洗えてる感じがしない。結局、鼻とおでこは洗顔料で洗うことになった。場所によって洗い方が違うとめんどう。 そのあとに、使っている化粧水をコットンに含ませて顔を拭いてみる

          試行錯誤!美肌を目指す朝習慣。

          いろんなものを諦めちゃダメ

          ドラマのセリフが、妙に胸に刺さることがある。甘えてる自分に喝を入れてくれるような、やりたいことを避けてる自分を見せつけられてるような。 ネットフィリックスで見れるドラマ、『First love初恋』を見て背筋が伸びた。 也英(満島ひかり)は、大学生のときに事故にあって、両思いだった初恋の人を忘れてしまう。その後、夢だった客室乗務員になって、お金持ちの人と結婚して、かわいい子どもがいた。 すれ違いが大きくなって離婚し、タクシードライバーをしながら一人暮らし。中学生になった

          いろんなものを諦めちゃダメ

          どんな準備をしたら、願いがかなうのか。

          願いを叶えるために、準備は必要不可欠。せいぜい1か月~3ヶ月くらいならギリギリ集中力をたやさずにいられるかな。計画を立てて、実行するための準備をする。 だけど、18年もの時間をかけて準備した人がいた。じわじわ相手を追い詰め、復讐をやり遂げようと。 ”残酷ないじめをしてきたヤツラに復讐をする”とドラマの内容を読んで、残酷ないじめを知らなくちゃいけないと思うと、やるせないだろうから、見たいような見たくないような複雑な気持ちになった。 このドラマが、ネットフィリックスのランキ

          どんな準備をしたら、願いがかなうのか。

          今年のご褒美に心が喜ぶホテルランチ

          ホテルにランチしに行った。 ホテルって、なんであんなに背筋がピンと伸びる場所なんだろうか。スタッフの方の礼儀正しさなのか、いい素材のものスタイリッシュさなのか、清潔感や高級感なのか。 よく「ホテルライクな部屋にしたい」って聞くけど、自分の部屋をホテルっぽくするのって正直難しいでしょ。私の部屋は、ドアも縁取りも昭和レトロな木目調だし、賃貸だし、アルミの棚だし。 そんな諦めきってる私だけど、やっぱりホテルはいい。もうエントランスから最高。ここで本読みたいし、こうやって文章を

          今年のご褒美に心が喜ぶホテルランチ