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『東北食べる通信』購読はじめました

※下記、新聞社名に誤字があったため訂正しました。失礼いたしました。

学生時代から気になっていた「食べる通信」ーー
2021年9月より購読を始めました。

購読を開始したきっかけと、始めてから届いたものなど、ちょこっとシェアしていけたらと思います〜*


そもそも「食べる通信」とは​ーー

「食べる通信」は、食のつくり手を特集した情報誌と、彼らが収穫した食べものがセットで定期的に届く“食べもの付き情報誌”です。
(日本食べる通信リーグ,「食べる通信とは」(2022年1月22日取得,https://taberu.me/about))

今回購読をはじめた通信の先頭に「東北」とあるとおり、『食べる通信』は全国の地域をピックアップしています。その数はなんと国内で19通信とのこと。
北から北海道や東北、千葉、滋賀や広島、長崎まで。各地域の食を通して、生産者さんと消費者が繋がる仕組みがつくられています。(日本食べる通信リーグ,「食べる通信一覧」(2022年1月22日取得,https://taberu.me/league))


こんなにたくさんある「食べる通信」の中から『東北食べる通信』を選んだ理由は:
①知人から教えてもらって興味があった
②コンセプトに共感した
③東北のことを知りたかった
の3つ。


ここから先は、②に焦点を当てて綴っていきたいと思います◎
もしも届いたものの紹介のみ気になるよ!という方は、「【Part 2】 9月号〜12月号で届いたもの」までスキップお願いします><

\それでは参りましょう〜*/

【Part 1】 読み進めるほど共感が止まらない

『東北食べる通信』のコンセプトは3つあります。

①世なおしは、食なおし。
②つくる人と食べる人をつなぐ
③都市と地方をかきまぜる

(東北食べる通信,「コンセプト」(2022年1月22日取得,https://tohokutaberu.me/concept.html))

文字を見るだけで心のときめきが止まりません笑。一つずつ共感ポイントも交えつつ見ていきます:

---①世なおしは、食なおし。

……食べものを命として生産者から消費者にリレーしていく。そのためには、まずは非効率な部分も含めた食べものづくりの背景、価値を消費者に知ってもらい、認めてもらうことが大事です。……

毎日を過ごす中で、スーパーマーケットは欠かせない存在です。今では店内BGMに合わせてハモれるようになってしまったし、曲を覚えてしまうほど頻繁に利用している存在…()

大抵の欲しいものが店頭に並び、私たちは買い物カゴに商品を入れて支払いを済ませれば入手することができる。なんて便利なんでしょう。
でも、「目の前に並んでいる野菜やお肉がどんな場所で、どのように作られ加工されているか知っているか」と尋ねられると、一瞬固まってしまいます。

学生時代、お世話になっていた地域で畑のお手伝いをさせていただいたことがあります。
そのさい、白菜が育てられている畑に初めて足を運び、実際に収穫してみるという経験をしました。それまでは白菜がどのように土から葉を出しているかも知らなかったし、どんな風に刃を入れ切るのかも知りませんでした。

何も知らなかったし、自分が口にするもののことを何もわかっていなかったんです。だからこそ、「食」がつくられるプロセスをもっと知りたいと思いました。


---②つくる人と食べる人をつなぐ

……消費者は、生産者と直接つながることで、食の安心・安全を確保できる。夏休みに子どもを連れて生産者に会いに行き、土をいじり、波にゆられる。心と体を自然の中に解き放ち、食べものをつくるプロセスの一部に関わることで、自分の中にある命が喜ぶ感覚を呼び覚まし、「生きる」を取り戻していく。……

「食」が作られるプロセスを知る中で、やはり「生産者さん」は重要な登場人物だと思います。その「食」にかけた想いを知りたいし、その想いに共感したい。味としての「食」に限らず、生産者さんの想いやエピソードも同時に味わいたい。欲張りな考えかもしれませんが、いろんな食の楽しみかたを知りたい気持ちでいっぱいです。


---③都市と地方をかきまぜる

……都市と地方をかき混ぜることで、双方行き詰まった日本に心躍る新たなフロンティアを開墾していきたい。都市に暮らす都人(まちびと)と地方に暮らす郷人(さとびと)が共通の価値観で結び合い、混じり合い、地図上にはない新しいコミュニティをつくりあげていく。……

先にも触れた「スーパーマーケット」。ときどき生産者さんの紹介がついたお野菜を見つけると嬉しくなります。この「嬉しい」という気持ちはどこから来るのか。それは、今までは見えていなかった(距離が遠く離れていた)存在が見えるようになる(ぐっと近くなるような)感覚を味わうからではないでしょうか。

今まで遠くにいたかのように思える方々と、「食」を通してディスタンス関係なく繋がりたい。まだ生産者さんに直接想いをお送りできていないのですが、いつかしっかりと伝えられたらいいなと願っています。


【Part 2】 9月号〜12月号で届いたもの

前半でながーく綴ってしまいましたが、ただただ溢れ止まらない共感の着地点として、2021年9月より購読をはじめた『東北食べる通信』。

過去4ヶ月の間に届いたものは以下の通りです。
ここからはただただ感想を綴っていきますので、やさしくお付き合いくだされば嬉しいです。

9月:「チーズ&ヨーグルト」岩手県一戸町三谷剛史さん・雅子さん
10月:「根菜」青森県青森市 森山知也さん
11月:「ゆきのこまち」秋田県鹿角市 坂本寿美子さん
12月:「帆立」岩手県大船渡市 中野圭さん


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▲こちらは9月号のチーズとヨーグルト。
濃厚で美味しくて、食べ進めるごとに謎の切なさが…。もっと食べたい…と思わされた2点でした。

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▲ちょこっとメッセージが書かれているのがかわいい…。ヨーグルトとは直接関係ないですが、文字のフォントがとても好きです…///


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▲こちらは️️10月号の根菜。
包丁を入れたときに、断面がとてもカラフルで綺麗でした。
ずっしりと中身が詰まっていて、美味しかったです*

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▲こちらは、根菜の梱包に使われていた新聞。
「東奥日報」と書かれています。(※誤字訂正)
気になったので調べたところ、青森県内で展開されている朝刊単独の新聞とのこと。朝刊単独とはまた興味深い…。
現地にいなければなかなか出会えない新聞をお目にかかれるなんて、ラッキーでした*


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▲こちらは11月号のお米。
なんと玄米茶まで一緒についてきました!
パッケージのデザインもかわいい…。
残念ながらこちらはまだ実食できておらず…今あるお米のストックがなくなりしだい、早く味わいたいです///


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▲そして、こちらは先日届いた12月号のホタテ。
こんなに立派なホタテ(しかも殻付き)をお目にかかったことがなく、蓋を開けてまじまじと観察してしまいました。
顔を近づけると、ほんのり海の香りが残っていて少し感動。
こちらは賞味期限が近いため、今日・明日にはいただきます…!


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▲こちらはたべものと一緒に届いた情報誌。
一つ一つポケットに入れてファイリングしています。
エピソードがたくさん入っており、食べかたなども紹介されています。
写真もたくさん載っているため、実際に訪れたことのない地域に想いを馳せることができます。
いつか本当に行ってみたい…ただその一心です。



さて、記事を書きながら聴いているアルバムがそろそろ終わりそうなので、この辺で手を止めておきます。
また近々1月号も届く予定とのことで、期待でいっぱいです〜*


■『東北食べる通信』バックナンバー
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