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私は今、夜明けを待ちながら。〈長文noteシーズン1〉

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作家になるには文芸誌の新人賞をとってデビューするしかないのだろうか――? 賞レースに敗れ続け、自費出版の可能性も金銭的に難しいと知り、あとはもう小説投稿サイトで奇跡を夢みるしかな… もっと読む
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2018年9月の記事一覧

まずは「はじめまして」を世界に。

2018年9月17日(月・祝 敬老の日)、射手座の上弦の月は今朝のこと。 今日は、この秋はじめて「金木犀の匂い」を嗅ぎとった。それは私の苦手な香りなのだけど、こうして季節の移ろいをダイレクトに感じられるから、そしてそれは私に『自由』を思い出させてくれるから、なんだか悪くない気分。くんくんくんくん、窓から入ってくる空気の中に「金木犀の匂い」を嗅ぎ分けながら、ぱぱっと掃除機をかけて、ようやくパソコンの前に座ることができた。 現在17時5分。すでに一時間くらいが経過している。基本的

【1】作家になるには文芸誌の新人賞をとってデビューするしかないのか?

※これは2018年4月21日(土星は逆行となり、太陽は牡牛座へ)に書いたものです(つまり私はもう「40」!●←ここにムンクの叫びみたいな絵文字いれたい!) この『note』へと辿り着くまでの流れ(ひとまず2018年を迎えてからの私の心の記録)を「コラム」として【全3回】でお届けしています。 * * * 『第61回群像新人文学賞』に応募したのは、去年の10月末のこと。 現在の私の第一目標は「作家として生きていくこと・暮らしていくこと」であり、「新人賞をゲットすること

【2】だから私も“『自費出版』で「作家デビュー」できるのか”、考えてみたんだ。

※これは2018年6月13日(射手座の満月を超え、双子座の新月へとシャープに進む)に書いたものです。 この『note』へと辿り着くまでの流れ(ひとまず2018年を迎えてからの私の心の記録)を「コラム」として【全3回】でお届けしています。 *  *  * 自分のホームページを立ち上げたのは、2ヵ月前の4月16日。 きっかけは、とある『自費出版』の会社に原稿を送り(そう、ネットでポチッと簡単に)、2日後くらいに電話がかかってきて、いろいろと話を聞き、資料を郵送してもらうことに

【3】手持ちのカードをすべて失っても、続けたければ自分でまた用意するしかない秋。

※これは2018年9月15日(宇宙の情報が、もはやすっかり遠い日々・・)に書いたものです。 この『note』へと辿り着くまでの流れ(ひとまず2018年を迎えてからの私の心の記録)を「コラム」として【全3回】でお届けしています。 *  *  * 8月末、文芸社×毎日新聞 『人生十人十色大賞』の結果が発表された。 入賞作のタイトルと講評を読んだら、私が受賞するわけないよ・・と素直に(?)思えた。 ・・なんだ、まるで自費出版じゃないか。 ・・そうだよ、ここは自費出版の会社なんだ

【初の有料マガジンを公開してみて】 人間というのは“誰かの『物語』”を欲さずにはいられない生き物なのだと思うから。

なぜ書くのだろう。 なぜ読むのだろう。 『作家になるには文芸誌の新人賞をとってデビューするしかないのか?』とか『だから私も“『自費出版』で「作家デビュー」できるのか”、考えてみたんだ。』とか『手持ちのカードをすべて失っても、続けたければ自分でまた用意するしかない秋。』とか叫んでみたって、 「で、おまえは何者なの? どんな『物語』が書けるというの??」 と思われてしまったら、まったく、なんにも、届かないんだろうな・・と思っていた。だから、ひとまずはこの『砂漠を横切るラクダ

久々に宇宙視点から今の自分を見つめてみたくて(今日は木星と土星から)。

9月が終わる。ということは、「2018年」も残り3ヵ月。 明日からは冥王星も順行になるし(逆行開始は4月23日だった。その頃から無意識の奥底でブレーキがかかっていたこと・エネルギーが後ろ向きに流れていたようなことがあったなら……といっても冥王星は一番遠くの星だから意識するのも難しいだろうけど……そろそろ見えないところで何かを詰まらせていた栓がはずれるような、なにかしらの“すっきり感”が出てくるかもしれないな~と淡い期待を抱きながら、これを書く)、 来月(11月8日)にはいよい