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【読書感想】 迷路の花嫁


迷路の花嫁 横溝正史



敵は絶倫中年男⁉️笑

やはり愛がないとね…ꉂ(ˊᗜˋ*)

かけ出しの小説家松原浩三は、ふとしたことからとてつもない恐ろしい事件に巻き込まれていった。
暗い夜の町を散策していた彼は、偶然行き会った若い女の異常な様子に不審を抱き、後を追いかけた。
だが、通りがかりの警官と共に、女が消えた路地へ踏み込んだ彼は戦慄した!
軒灯にヤモリが這うクモの巣だらけの無気味な家、そして縁側からまっ赤な猫の足跡が続き、血の海と化した座敷には、無数の切り傷から鮮血をしたたらす全裸の女の死体が……。
横溝正史の傑作長編推理小説。

Amazon 内容紹介より



ある夜、小説家の浩三は不審な女を目撃する。

女が出てきた家には、霊媒師の全裸の死体が横たわっていた。

周りには血塗れのネコが5匹鳴いている。


推理小説には絶対的な悪人が出て来がちですが、こいつには呆れた(^▽^;)

いったいどうやったらこの方法で女を囲えるのか不思議だ。

しかもこいつが言う『霊的エマナチオンを注入』に爆笑した笑

全国の男が知りたがるであろう絶倫男のキモい誘惑笑笑

イケメンだったら良いという訳ではないが、まだマシだな。

コイツの頭の中は、そんな事でいっぱいなのだろうか。いそいそと準備万端でスタンバイする様子を想像すると吐き気がする。

しかも、囲う女は美人ばかり…。

まぁ、小説の中の世界は美しくありたいので良しとする。


そして今回の死体もまーた派手ですね(〃´-`〃)💕

血に塗れた猫達……。

血を舐めてしまった猫も…。

死体は妖艶な美女なのでそれもまた良い✨


なんと言っても魅力的なのが家系の複雑さ

横溝正史小説に人物メモは欠かせない。

私の脳みそでは、メモしないと後ほど絶対後悔する。


今回、金田一耕助は浩三の探偵ぶりを見守る役回り。

控えめな出演でした。


浩三、有能すぎ💕


さて、次読む横溝正史本、いよいよ『犬神家の一族』行きましょうかね❀.(*´▽`*)

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