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【読書感想】 殉教カテリナ車輪


殉教カテリナ車輪 飛鳥部勝則



すっご……( °_° )

絵画ってこんな風に解釈していくんだ。

おもしろ…‼️


新しい世界だ…(ღ*ˇ ˇ*)。o💕

【第9回鮎川哲也賞受賞作】
憑かれたように描き続け、やがて自殺を遂げた画家・東条寺桂。彼が遺した二枚の絵、《殉教》《車輪》に込められた主題とは何だったのか? 彼に興味を持って調べ始めた学芸員の前に現れたのは、二十年前の聖夜に起きた二重密室殺人の謎だった――緻密な構成に加え、図像学の導入という新鮮な着想が話題を呼んだ、第九回鮎川哲也賞受賞作。

Amazon 内容紹介より




井摩井美術館に就職した井村正吾は、初老の学芸員、矢部直樹に、ある手記を手渡される。


そこに記述されていた内容は、ある殺人事件の文書だった。


絵画を描いた人物による手記だ。


そこには、二重密室殺人事件の記録が記されていた。


車輪と少女の絵画の意味は……。



推理はできませんでした…(^▽^;)

難しい。

このトリックわかった人すごい✨

推理せずただ楽しんで読んでいく作品だと思いました。


毎回言ってる気もするが、素晴らしい構成に拍手❗️
(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ


思いつかんて、こんなに〜❗️(*゚Д゚艸)


1作品の中に幾つも仕掛けてきますよね。


ミステリー小説の冒頭には『見取り図』『家系図』などが仕込まれていて心躍るのは定番です。


飛鳥部さんの小説の冒頭には(まだ3冊しか読んでいないが恐らく今後もあるだろう)絵画が仕込まれています。

この絵画を読み取り、謎を解く…❓ヒントのような役割を担っています。

それだけじゃないのですが、説明が難しい…。😅


絵画の心奥を読み取り、妄想を掻き立てるような解釈をしていく様子を読むのがとても面白くて、没頭してしまいました。


飛鳥部さんは美術教師だそうで、なるほど〜と納得
美術の知識をふんだんに駆使していて、講義を聞いているようで非常に面白い。

興味深い。


興味深いと感想を書く小説って、私の中では最高と同義🤤もっと他の作品も読んでみたくなります。


ここからこう読み取る❓そう展開させる❓っていう意外性がとにかく面白い。


面白かったぁ〜‎߹ㅁ‎߹)💕


飛鳥部さんに関しては刊行順とか不可能なので、面白そうなの片っ端から読みます‼️

次は『黒と愛』いきます‼️ヽ(´▽`)ノ💕

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