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女性のゆらぎと仕事のカンケイ(マンゴー)

令和が始まり、10連休が終わり、みなさまお元気でしょうか。
マンゴーは……寝込んでました。

令和になってから、身体が重くてやけに眠くて、
新時代の重力、強すぎると思っていたのですが、原因は熱。

すっきり下がるのにまる5日を要するあたり、普通じゃない。
令和、ハードな時代になる予感だぜ……正しくは、私の身体が弱ってきたから相対的にハードな日常が待っていますね、これは。


さて、いったい老化はいつから始まるのだろう、と素朴な疑問を抱いていたマンゴー。
「最盛期の勢いがなくなる」という意味でなら、20代後半からソーダの炭酸が徐々に抜けていくように、エネルギーが徐々に静かに抜け落ちてきました。

そんななか、現在まで死守したものといえば、踏ん張る力。
せっかくここまで生きてきたのに、すべて減らしてたまるかよ!? という
失う恐怖+もったいない根性→握力マックスで、それだけは残してきたつもりです。


この力は、追い詰められた時に発動します。イメージは、身体に散在している熱量をぎゅっと濃く1点集中させて、目標を打ち抜く感覚です。霊丸(レイガン)みたいにね。

意図して追い込めば、火事場の集中力をなんとなく得ることができるようになり、このスイッチが一度入ると、ある程度ほおっておいても、余熱で良い結果が得られることが多いので便利でした。

ただ、この唯一のとりえだった集中力のチューニングが近日、狂ってきたかもと感じます。
一言でいえば暴走。

正しい場所へ一点突破するはずが、あらぬ方向へ行き、違う場所を掘っているような。そこにはもう何もないのに、掘るのを止められない、方向転換がきかない、フレキシブルにいかない………自分が正しいと思ってしまう。
ああ、これは老人が頑固になるやつだ、とハラオチしたのでした。

そこへ女性特有の、天候や体調や月経関連による気持ちのムラが加わって、まあパフォーマンスにムラがでることといったら。

しかも、このムラが年々強くなってきている。
ウワサのホルモンバランスの乱れ序章。更年期の入り口のドアが開いたのでしょうか。

幸いにして日常生活に支障が出るレベルではありませんがってサラリと流したかったのですが、もうこれ支障をきたしています。

だってふとイケメンが視界に入ろうものなら、頭の禁止命令を無視して検索しまくる指。嗚呼、だからダメなんだって……吉沢亮が朝ドラに出ではいけないのです!!!

ああいう容姿の方が……あのような役どころをしてしまうと一瞬で理性が死ぬ……いままでは年の差から母親目線であると自分を誤魔化してきたのにもう限界。もう無理!……おのれええ、1日15分、息ができない……ここが北海道の大地なら、腹から叫びます、

じゃがいも一緒に食べませんかーーーーっ!?


「なつぞら」、実はまだ2話しか見たことがありませんが、このように、今までも危うかった淡々と仕事をこなすという行為が、ここ半年でものすごくハードモードになってきました。
同じく物忘れもすごい。
うわごともひどい。
独り言はデフォルト化。

あたしの脳の指揮官、夜逃げかっ!?
ああ、脳が崩れて止まらないのです……It’s Automatic!!!



昭和の茶の間で大活躍した上岡龍太郎はある日、テレビで自分の滑舌が甘くなった様子を見て、芸能界引退を決意したそうです。

私もそろそろ仕事を引退して、子育てに専念した方がいいんじゃないか、いやそれも忘れ物とミスばかりだし……引退もなにも、まだ何も成し遂げていないじゃないか。ホラ、考えも堂々巡り。

「崩れ行く老女脳をリフレッシュさせる方法」っていうコラムあったらぜひ読みたい。
書いてみたい。いや、当事者すぎて書けたもんじゃない。


最近あらわれた年と女のハンデ、今後強みに変わることはあるのか。
ただひとつの救いは、海援隊も歌っていた
「人は悲しみが多いほど、人には優しくできるのだから」。


不自由を感じている人間がつくる何か。
弱さを知った人ができる何か。

ある意味、満ち足りている人にはない爆発力があるのでは!?
なーんて期待もしてしまうのです。
この楽観も老害かもしれませんけどね。



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