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【好き×場面緘黙×啓発】

▼ 場面緘黙啓発月間に向けて、私の「好き」(写真・布・雑貨)と場面緘黙・啓発を組み合わせて、ショップを開設しました。よかったら覗いてみてくださいね
https://suzuri.jp/irie

啓発グッズというより、たまたまショップやグッズに出会った人が場面緘黙を知ってくれたらよいなあと思います。まずは場面緘黙という名前だけでも。。知らない人に知ってもらうことは、場面緘黙の人の周りを変える。ほんの少しずつ、お互いの暮らしやすさが生まれますように。  

売り上げは、啓発・交流に役立てられればと思います。  

個人的には、いつか、モノをつくり売ることで場面緘黙に役立ちたいという気持ちがあり、その最初の一歩でもあります。私はモノをつくることを少しだけ学び(テキスタイルデザイン、染織り)モノづくりを垣間見ながら、お客さんに売り手渡す仕事をしてきました。拙著『かんもくの声』にも書きましたが、雑貨屋さんでのアルバイトは、私が話せるようになった大きな転機のひとつでもあります。昔から布が好きで、古布を使った雑貨などを扱うお店でした。布は、言葉ではなく肌触りや質感で誰にも寄り添ってくれる、誰の生活の中にも必要とされる。私にとっては、お守りのような存在でした。好きなものが背中を押してくれ、落ち込んだときには踏ん張らせてくれませした。  

べてるの家、ココルーム、クシノテラス、しょうぶ学園、マジェルカさんetc(ひとつひとつ特色があり、全くちがう場ですが、どれも大好きな場所・活動です)のような障害・アート・表現・福祉・地域・社会・商いといった横断的な場に惹かれます。  

大切にモノをつくり、手渡していく過程。場面緘黙の人たちとはたらくこと。今はまだ個人の小さな範囲でしかできませんが、そこが場面緘黙の人たちの居場所でもあり、ステップを踏める場でもあることを夢見ています。  

まだまだ場面緘黙の社会での認知度は高くはありません。そのことが、当事者の現在の苦しみに直結している現状があります。自分の、あるいは周りの人の場面緘黙に気付くことは、お互いの理解につながります。そして、そこでやっと対等なコミュニケーションが始まるのです。あの子は大人しいな、しゃべらないな、誰とも仲良くしないな。。。場面緘黙の人が、そんなふうに誤解されたまま、何年も過ごし続けることは、かなしいけれど起きがちです。どうかひとりでも、そのようなことがなくなりますように。  

ひとりひとりが、好きなことや、やりたいこと、今できることをできる範囲で続けることが、知ってもらうこと・啓発につながると思います。  


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