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私は誰と生きるか


人間関係の悩みは尽きない。

人生における悩みのほとんどが人間関係といってもいい。

誰と生きるか

それによって人生は変わる。

誰と生きる、つまり誰のそばで生きるか
自分にとって大切な人ってなんだろう。


「君は誰と生きるか」という本がある。
著者は永松茂久氏である。
今回はこの本を読んで感じたこと、考えたことについて書きました。



私はより良い人間関係を作りたい。

そう思ってこの本を読んだ。



「人脈」→「つながり」

人脈というと、人を利用する感じがする。
だから人脈じゃなくて「つながり」と呼ぶ。

なるほど。

これは最近目にする「ファン化」にも当てはまる気がする。私はこの言葉に違和感を感じていた。

人を利用するってテイカーじゃん。

と、引っ掛かりの理由が見えた。

人は物じゃない。
例え比喩だとしても「○○化」って嫌だ。
操られてる気がする。

「つながり」なら、相手に対する敬意を感じる。
ご縁って感じもして良い。



良い本に出会ったら何回でも読んですぐ実践する

この本の中で最も刺さった箇所だ。

私は色んなことを知りたくて気になった本をたくさん買った。

買って読んだ本もあれば、積んだままの本もある。


「多くなくて良いんだよ。それより、いいと思う本に出会ったら、何回も徹底的に読み込んで、さっさと実践するんだ。それこそがどんなセミナーに参加するよりも効果的に結果を出すための最短距離だ」

君は誰と生きるか より


これは人も同じだ。

すごい人にたくさん出会えば良いってもんじゃない。

「船頭多くして船山に登る」
の諺があるようにたくさんの師匠が必要なわけじゃない。

良さそうな本とはたくさん出会う。

でも、時間は有限だ。

大切な本を大切にしたいと気付いた。

あと、実践。
これがあまりできてない。



すごい人の話を聞いてもすぐには変われない

人が変わるのは簡単ではない。

ましてや私は頑固な一面があるので、良いと思っても思って終わることのが多い。


その証拠に「〜したいと思います」が口癖である。
本当に実践できたことはほんの一握りだ。


憧れ人の話を聞くと確かにやる気が出る。

でもそれは、他人に感動してるだけで数日もしたら忘れてしまう。
そんなに記憶力は良くない。

他人の人生を羨ましがる前に自分の道を歩かなくてはいけない。

自分を見てないから変われないのだ。


まず自分で頑張る、その上に他力が乗る

人は頑張っている人を応援したくなる。
応援してくださいと頼むのは、テイカーである。


人に何かを期待するのをなるべくやめて、まずは自分のやるべきことをやっていこう


やってみてわからないことを聞くのは良い。
私は、初めからすぐに人に頼っていたなと思う。

それじゃ成果はなかなかでないわけだ。


自分と大切な人な人のために時間使う

一番大切にすべき人は、自分の近くにいる人。
自分の近くにいて、困った時でも助けてくれる人。

大切な人は近くにいるのに、その存在が見なくて外の方に探しに行ってしまう。

近くの人を喜ばそう。
喜んで楽しんでいると、人は寄ってくる。

確かに私も楽しそうなところに行きたい。

そして、近くの人を大切にする

喜ばすのは私のこと思ってくれる人、ずっと大切にしてくれる人だ。
その人たちのために時間を使おう。


家族のこと毎日一緒にいすぎてあんまり考えてなかったかも。反省。


わざわざ嫌いな人に時間を使うことはない。


大切な人に使う時間が減ってしまうから。

つい新しい方に目がいってしまうけど、大切にしなければいけないのは今いる人だ。
新規顧客を増やすより、買ってくれた人を喜ばすことのが大事である。
新規客用のクーポンにモヤるのもこのせいだ。

『大きいものはいいことだ』っていう時代はもう終わったんだ


人柄で売れる時代になったのだ。


私がこの本を読んですること

多くを求めない。深く狭く。人も物も。

近くにいる人から大切にする

遠くばかり見ない。足元を見る。積み上げる。土台を作る。


誰かと簡単に出会える時代だからこそ「目の前」の人を大切にしよう。








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