こんにちは。
ここ沖縄は、先週の土曜日に梅雨明けして夏本番を迎えています。そんな中、懐かしい友人から連絡があり火曜日の夕方に35年振りに会う機会がありました。今日はそのお話を。

彼女は当時勤めていた会社の受付嬢をしていて「ビックリするくらい綺麗な人」という印象。
なのにとてもフランクな人柄で、同い年というのもあって仲良くして頂き毎日お昼をご一緒していました。

大変な仕事の日々の中、唯一心安らぐ楽しい時間。主人ともこの会社で出会って結婚したので、馴れ初めから全て知っているのです！

結婚式の受付もして頂きました。
結婚後間もなく私が退職したので、僅か２年ほどのお付き合いで、それ以降はずっと年賀状のやり取りを続けていました。

その年賀状も私が沖縄移住を機に全ての人に卒業宣言をさせて頂いたので、この２年ほどは全くの音信不通状態。

そんな彼女がご主人と沖縄旅行に来る事になり、「もしかしたらFacebookやってるかも…」と
私のことを探してくれたのです！！
なんて嬉しいんでしょう♡

たまたまアイコンが琉装の着物姿だったので見つける事が出来たとか。もう10年以上前に八重山旅行で撮った写真をそのままにしていたことが、私達を引き寄せてくれたのです。

幸運が舞い降りた瞬間です。

空港近くの瀬長島のお店を予約して、指折り数えてその日を待ちました。ヘッダーの写真は、席から眺めた景色。お天気が良いと絶景のサンセットを見る事が出来ます。

暑い沖縄ですが、思い出に残る景色がみられたらと「席が空いたら是非バルコニーで（予約時は満席）」とお願いしていたら、キャンセルがあったそうで外のお席に案内して頂きました。

暑くて「外は失敗だったかも…」と思っているうちに、彼女がご主人と一緒に現れました！

一目見るなり、嬉しさと懐かしさで目頭が熱くなりました。。
手を取りあって「わぁ。会えたねぇ」と。
後は言葉になりません。。

はい。還暦前から涙腺は緩いです。
35年経って、互いに元気でパートナーと一緒に再会出来る日が来るなんて全く想像もしていませんでした。何という幸せでしょう。

主人も35年振りに「◯◯くん」と呼ばれて、
ドキドキしていました。

35年間年賀状だけのやり取りだったのに、あっという間に時間が巻き戻って、当時の様に遠慮なく楽しく語り合う事が出来て。

本当に幸せな時間を過ごすことが出来ました。
こんな事があるんですね。

互いに様々な事を経験し、子どもを育て、介護も経て、今はすこし夫婦で楽しむ時間を持てる様になりました。

「遠くへ来たなぁ」
「頑張ったなぁ」
と改めて感じるものがありました。

太陽の様だったお坊っちゃま後輩が難病で数年前に亡くなった事や、連絡の途絶えていた友人が様々な苦労を重ねた事などを知り、時間の長さや人生の困難さを痛感しました。


それと同時に、自分が生かされていること、
やりたい事がやれるほどに健康でいられる事を心から有難いと思いました。

若い頃に想像していたより、
ずっとずっと元気に毎日を過ごしています。

「朋有り、遠方より来たる。
　　　　　　　　亦た楽しからずや」

帰宅して月を眺めながら、孔子の満ち足りた思いを追体験した様な気持ちになった還暦ゴルファーです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。皆様にも満ち足りた時間が訪れますように♡