見出し画像

いつの間に?みんなが驚く私の時短デザイン・アイデア発想法

~今回は自分の仕事について書いてみます~

私はワーキングマザーです。

普段はあまり育児云々を出さず、一見さらっとやっているように見せています。

しかし、実際には、時間的な制約のある中でどう進めたらよいか?と悩むことも多々。
ですが、最近はその頻度が減ってきている気がします。

そうなったのは、おそらく、

自分なりの時短方法を確立できたから。

悩みながらひたすら模索してきた結果、自分なりのルールのようなものが出来てきました。

その振り返りをしながら、記事に残してみたいと思います。

時短方法の気づき

私はUX/UIデザインの仕事をしています。

ユーザー視点でサービスのストーリーを作成したり、
それを実現するためのアプリ企画 兼 UIデザイン(構成やロジックを決める仕様系)をしたり、
実現したサービスをオウンメディアでどうユーザーに伝えるかのディレクションなど、
ユーザーに接点がある部分を一通り見ています。

メンバーとディスカッションし、ある程度大きな方向性が決まった後は具現化に向けデザインをしていきます。
デザインが自分の中で固まってきたら、関係者に伝えるために構想や詳細をドキュメント化します。

できるだけ正しく分かりやすく伝えたいため、図や手持ちのイラストなども駆使しながらビジュアル化していきます。 これが目に見える形の成果物となります。

なお、成果物を作っている段階ではほぼデザインの構想まで終わっているため、分かりやすさを工夫する以外は機械的にアウトプット作業をしている感じです。

その結果だけ見られると、

「もうドキュメントできたの?」
「ビジュアル化するの得意だね」

と言われることがあります。

でも、
見えているところだけがすべてではありません。

ビジュアル化できるということは、アイデア・デザインの方針が固まっている状態。
つまり、

ビジュアル化できるようにするまでが、デザイン

と考えています。

デスクでガリガリ手を動かさないといけないのが、成果物の製作とすれば、

アイデアの発想・デザインの構想はどこでもできる!

忙しくて残業したくても、子どものお迎えがあるので帰らなくてはならない。
会社でやるべきこと、そうでないものを切り分ければ時間の制約があっても成果物まできちんと完成できる。
このように自然と切り分けをしていくことで、自分なりの時短ルールができあがってきました。

私の時短ルール

では、時短のための具体的なルールを紹介させていただきます。

1. デスクでしかできないことだけを、デスクでやる

アイデアがなかなかまとまらないときに、悶々とデスクに座っていても時間の浪費になるだけ。

ここに残業時間を使ってしまったら育児も回らなくなるしもったいない。
なのでスパッとやめることを覚えました。

デスクですべてを終わらせようとしないこと。
アイデアやデザインの構想をアウトプットする場としてデスクを活用します。

2.煮詰まったら一旦考えるのをやめる

考えがまとまらず煮詰まっているような時は、そのタイミングでは良い発想が生まれません。

潔く別のことをします。

その方が、アイデアが浮かぶことがあります。

よくあるのが、デスクから外に出て少し頭が切り替わった通勤電車。思いつかなかった発想が、電車の中でふと浮かぶことがあります。

電車で浮かばないときは帰ってから家事に集中します。

子どもと話をしたり家事が一段落した後にお風呂に入ると、リラックス効果なのか、ふと「これだ!」というアイデアが浮かぶことがあります。

3. 発想中のことを常に頭にひっかけておく。全部忘れてはいけない。

2との組み合わせとして、とても大切なのがこちら。
一旦考えるのをやめる時間を設けても、全部忘れるわけではありません。良い案がないかとぐるぐるするのを一旦やめるだけ。
発想したいことは頭の片隅に留めておきます。

そうすると、ふとした時に気付きが生まれます。

特にUXは、人の体験を作りあげるものなので、クローズドな環境にいるよりは、色々な人が行きかう所、人とふれ合う場所にいる方がヒントも得られるはず。
そして、自分がリラックスした環境にいる方が、ヒントをうまく発想に繋げられるのだと思います。

4.まとまらなかったら誰かに意見をきく

それでもなかなかアイデアがまとまらなかったら、誰かに意見を聞いてみるのもおすすめです。

ひとりでぐるぐる悩むより、誰かと話をした方が新しい発想が生まれやすくなります。
話をきっかけに気付きを得られ、悶々とする時間から早く脱出できます。

5.粘り強さ

最後はこれです。
粘り強く諦めないこと。簡単に妥協しないこと。
時短とやや矛盾しているように見えるかもしれませんが、時短=諦める、ではないと考えています。

時短でも、納得できる結果を出す

この気持ちが大切です。
時間の制約があったとしても、楽しくよい仕事をしたい。

そのために、よいアイデアとデザインを生み出そうと妥協せず、1~4を重ねること。粘り強く取り組んでいた方が、経験上あっさり答えが見つかるものです。

発想したいことを粘り強く脳にひっかけておくこと。
これがポイントです。

最後に

改めて振り返ると、1~5のルールは、何年もの間、自分が無意識に模索してやってきたことでした。

この模索と継続が発想の訓練にもなり、デザインのスピードアップにも繋がってきたと思います。

育児と仕事の両立に悩む方も。
育児関係なくプライベートとうまく両立したい方も。

この方法が少しでも参考になればと思います。

長い人生と思いながらも、今しか出来ないことはたくさんありますからね。

今を大切にしながら、
より充実したライフワークバランスを目指していきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?