シチリア島の州都、パレルモからの発信。　ボンジョルノ。

相変わらずお天気が安定しないパレルモ地方です。
日本は台風2号の影響で、あちこち大変なことになっているようですが、皆様のところは大丈夫でしょうか？
梅雨前線もありますしねぇ。
日本はやはり自然災害が多いなと、改めて感じます。

さてこれは先週の日曜日、相方の従姉妹と一緒のランチです。
少し遠出をして、彼女が行きたかったとある自然公園へ出向き、私はそこで転びました（笑）。
岩場を歩くという、予想外の立地条件で、しかも細い岩場の道の上には細かい石ころなどがゴロゴロしてまして、アップダウンも結構あります。

で、下り坂の時に足を滑らせて・・・。
そうなると尻餅をつきそうですが、私の場合は頭から前に倒れました。
自分でも信じられないですが、上手く手をつくことができて、顔は無事。
音に気がついて振り向いた相方、私が顔面を下にして倒れているのを見て、心臓が飛び上がったそうです。

右の手首を少々捻挫、手をついた時に岩で手の平を切って、左腕も擦りむいて、左膝も打撲。
でもなんとか歩けました。

と、そんなハプニングの後のランチです。

以前一度行ったのことある、小さな港に面したレストラン。
そして前回とても美味しかった魚介の前菜の盛り合わせをオーダー。

サラダと共に、これで満腹です。

相方はこれ又前回同様に魚のクスクス。

見た目は地味ですが、魚のエキスたっぷりの出汁をかけて、味は濃厚。
シチリア人は出汁を沢山かける人が多いですが、本場では割とドライな感じで食べるらしいです。

相方の従姉妹、イボンヌさんは魚介のパスタ。

ブジアーテという、この地方（トラパニ地方）特有のスパイラル状のロングパスタ、ソースがよく絡みます。
しかもここのは乾麺ではなく、手打ちのフレッシュパスタでした。
イボンヌさん、大喜び。

3人とも一皿で終了、私はサラダも入れて二皿。

相方の食後酒。

まぁ転ぶという事件はありましたが、大事に至らなく、その後の予定もしっかりとこなせたので、ご先祖様か、天使か、どなたかに守られているなと感じた日でした。

子供の頃からよく転ぶ子供でしたが、大人になっても転ぶ女の名を返上できません。
2023年後半は「転ばない」を目指します。