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ビーフの煮込み

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

涼しい、涼しい毎日です。 そして雨降りの毎日です。 美しいシチリアの秋の日々はいったいどこへ行ってしまったのか? 来週からはお天気回復らしいので、ウォーキング再開できるかしら?

野菜スープも食べていますが、やはり煮込みの季節でもあります。 ビーフの煮込みというか、ビーフシチューというか、パプリカパウダーたっぷり入っているからグーラッシュ(もしくはグーヤッシュ)なのか? 因みにイタリア語ではこういう煮込み料理を「スペッツァティーノ」と言います。 

玉ねぎを炒めて、小麦粉をまぶしたシチュー用の肉を炒めて、ワインをジューっと。 強火でアルコールを飛ばしたら、トマトソース、ローリエ、パプリカパウダー、適当に水も加えてひたすら煮込むだけ。 長年使っていた圧力鍋が壊れて、こういう物は修理して使うのは怖いので捨ててしまった後、まだ購入していません。圧力鍋があったらあっという間にできてしまいますが、普通のお鍋でコトコトと。

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何だかいつもよりも赤味が強いような気がしますが、どうして? 後ろの方に乗っかっているのは、トマトなしのナスのカポナータ。 そろそろナスもシーズンおしまい。 これが買うの最後か? 

そうだ冷蔵庫にサワークリームがあったっけと思い出し、オン。

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旧東ヨーロッパの料理には、サワークリームが合う合う。 最近は比較的簡単にサワークリームが手に入るようになって、嬉しいです。 東京では私が子供の頃から普通にスーパーで買えたのに、イタリアにはなかなか海外の物は入ってこないわけでして。 最初の頃、生クリームにレモン汁やお酢を加えて作っていました。

お肉は600g使用したので、2人でたっぷり2日分となります。 

肉食な私は煮込みも好きで、これからの時期せっせと作ることになります。 相方にとってはこれもカレーも同じ立ち位置にあるようで、要するにパプリカ風味かカレー風味かの違いらしい・・・。 日本人の私にとっては、その二つは全くの別物なんですが。 味は違っても肉の見込みに違いないだろって感じ。 まぁそう言われてみればそうなんですけどね。 私にとって、ソースが変わってもパスタはパスタでしょ? いらん、と思うのと同じかしらね?

肉よりも魚の方が体にいいと信じている彼、肉の食べ過ぎは体に悪いと信じている彼、2日連続で煮込みを食べたらその後は絶対に魚を欲するのは分かっていますが、悪天候ですから大した魚は手に入らないでしょう。 魚は来週まで待って頂きましょうか。

私は肉続きでも全然平気ですから・・・・。

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