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トラパニ風インボルティーニ 、結局何だった?

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

やー、今日も寒いです。 現在午前10時過ぎ、気温13度。 どうなっているのでしょう? いくらなんでも気温低過ぎであります。 夏野菜の収穫に問題がなければ良いのですが。 トマトやナス、心配になります。

11月頃からトマト、ナス、ズッキーニなどの夏野菜を買わない我が家ですが、そろそろサラダにトマトを入れたりしたくなってきました。 冬場はやっぱり美味しくないんですよね。 ナスは最悪。 プヨプヨで、いくらでも油を吸ってしまう・・・。 でも食べたくなってきました。 買おうかな?

昨日の夕食です。 一昨日相方がスーパーで買ってきた物、インボルティーニ 。 イタリア語でインボルティーニ と言えば、何かを何かで巻き巻きした物を指します。 お肉、魚、ズッキーニやナスなどの野菜で、何かを巻きます。 シチリアだと定番のパン粉ベースの物を巻くことが多いですが、ハムやチーズを巻くのも勿論ありますよ。

お肉屋さんやスーパーでは出来合いの物、焼くだけのものが売っています。 私達は大量生産品はまず買わないのですが、お肉屋さんで手作りしているものは手抜きをしたいときには便利であります。 そしてお肉屋さんが充実しているスーパーでは、肉屋の裏で手作業で作っていて、新鮮な物が店頭に並びます。 それを買ってきた彼。

普通のものよりずっと小さく、何が巻かれているのか全く不明。 彼は「トラパニ風」と書いてあったよ、と。 トラパニというのは以前何度かご紹介した、シチリア島の西に位置する地域でして、ニンニクの栽培(スローフード指定)、魚のクスクス、天然の海の塩を作る塩田などが有名であります。

ニンニクについては書いたことなかったわ、そのうち書こう。

昨日の夕食の話へ戻ると、一つ一つが余りに小さく、何も巻いていないようにさえ見えるのですが、横から見ると渦巻状になているし、取り出してみるとニンニクの香りがプンと。 上からオリーブオイルを少々かけて、オーブンへ。 

最近なんだか野菜が少ない我が家の食卓、付け合わせはサラダ・・と思って冷蔵庫を開けて、3日前くらいに買った「すぐに使える、洗ってあるミックスサラダ」の袋を取り出してみました。 これも相方が買ってきた物です。 この洗ってあるサラダ、なぜか時々買う我が家。 ところがね、袋がパンパンに膨らんでるのです。ちょっと嫌な予感・・・。 何これ?

嫌な予感は当たる物ですね、開けたら変な匂いがするの。 何となんと、サラダ類が腐って発酵を始めてた〜。 買って3日なのに? どういうこと?

取り敢えずゴミ袋の中へ、これはお庭のレモンの木の肥料になります。

他にたいしたものがない・・・、ジャガイモをこれから調理するには時間が足りない・・・という事で、茹でて少量残っていたアーティチョークとルコラのみでサラダ。

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結果、このサラダは大変美味しかったので正解でした。

肝心のインボルティーニ 、食べても何が巻かれているのか分からない。 ニンニクしか分からない。 もしかしたら、ニンニク入りのパン粉を巻いてあっただけなのかも。 まぁ、不味くはないけれど別に美味しいものでもありませんでした。 巻き巻きしない普通のお肉で十分って感じでありました。 次回このスーパーへ私が足を運んだら、この「トラパニ風」の中身をきちんと確認してみようかと思います。

さて、今日は何を食べようか。

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