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人生の、点と点を繋いでいってくれたmeditation 第1.2章

第一章 〜はじまりの瞬間〜

「マインドフルネス」って言葉が、2018年くらいから急激に言われ出しましたよね?
大企業では当たり前のように取り入れられていたり、マインドフルネスをもたらす事でどれだけ、仕事の効率が上がるか?など、そんな本も、一時期は本屋に行くと、いくつも並べられていました。
きっと聞いたことのある方も多いはず。

簡単にゆうと、今、この瞬間に目を向けて、自分自身をみつめよう、みたいな。

「瞑想」

私が、その大切さに気付いてから4年以上経ちました。今はその大切さ、そして、深め方、yoga、呼吸についてなどなど、さまざまな形で、私のライフスタイルは変化していきました。

今日はそんな「瞑想/meditation」のお話をしたいと思います!

まず初めに、5年前までの私。
よく本を読むのですが、さまざまな本を読んで、沢山のアーティスト達、そして、単純に私の憧れてる人達が、瞑想を生活の中で取り入れている事について、気になってた時期でした。

でも、その頃の私は、「座禅とかしてたら、寝ちゃいそう」ってゆうイメージで
瞑想をいざ、やってみよう!というところにはいかなかったんですよね。

だけど、私の友達で、太極拳で大会など参加する子が居たんです。

彼女は東京に住んでいて、仲良しだから月1回のペースで、よくうちにも遊びにきてくれるんだけど、


ある日、わたしがシャワーから出てくると、やってるやってる!

「立禅」という、立ってエネルギーを貯めていく瞑想。

いつもは、横で本読んだり、テレビを見て、彼女の瞑想や太極拳が終わるのを待ってるんだけど。

なぜかその日は、やけに立禅が気になって。やり方を教えてもらった。

「足の裏をしっかりと地面につけて、お尻の穴をキュッと締める!
膝を少し折って、柔らかなクッション状態にしたら、背筋を真っ直ぐして、木登りをする猿のように、両腕で、丸い円を描いた。じゃあ、目をつぶって、そのままキープ!」

言われるがまま、見様見真似で、とりあえず立禅開始!

「足から地球のエネルギーを感じる。」

その格好で、目をつぶって、内側に目を向けようとした瞬間だった!

「え!待って!なにこれ!?」

私は、驚いて思わず大声で叫んでしまった!


第二章 〜初めて行った私の瞑想の世界〜

「え!なに?どーしたの?!」

友達も叫んで、目を開けた!

「やばい。」

もう、それしか言えなかった。私は今まで感じた事のない感覚に驚いていた。

「どうなったの?」

落ち着いて私の話を聞こうとする友達がやっと視野に入ってきた。

「あのね、目をつぶって、自分を見つめようとした瞬間、白い湯気のようなものが、見えてきてどんどん私の体の周りを渦巻いて、円を作ってる腕の中に、すごい重圧で、動き出した!」

とにかく、今感じたことを必死に伝えた。

「待って!本当に言ってるの?」
 
目を丸くして、友達が言った。

「みんな、太極拳の仲間はその気を触れたくてずっと先生に何年も学びながらやってんだよ!すごいよ!こんなすぐに出来ちゃうなんて!
きっと、もっといけるよ!とにかく続けられる?」

少し恐怖心を抱えながらも、目の前には友達もいるし、

「わかった!やってみる!」

そこからは、信じられない感覚になった。

立禅の形を取り、目を閉じた瞬間、やっぱり、さっきと同じように、また白い湯気のようなものがやってきて、私の腕の中を渦巻き始めた。

やがて、その湯気が満タンになると、腕をものスゴイ強い力で揺らし始めた。

(溢れそうなんだけど)

すると、その湯気がどんどん溢れ上へ登り始めた。

目を開けたくなったけど、そのまま暗闇の世界を見渡したら、湯気が上がっていく方に、ピンクや赤や、紫といった、カラフルな星のような、ライトのような光が、見え始めた。

その美しさに魅了され、どんどん上へ上へ見上げると白い光が見え始めた途端、身体がふわふわと浮いていく感覚がやってきた。

無重力みたいに、白い湯気に導かれ、身体がどんどん上がっていく。そのうち

(どうしよう、このままどこまでいくの?)

少しづつ、恐怖心がやってきた。

(あ〜!もし、戻れなくなったら、どうしよう!?)

どんどん恐怖に包み込まれていく!

そして、

(戻りたい!)

白い湯気を押さえ込むように力一杯、腕に力を入れてみた。

すると、一気に湯気が下がっていき、見る見るうちにブルーの巨大な滝が、下の世界に出来上がった!

その滝は凄い勢いで深いブルーの水を谷へ流している。

その綺麗な谷をしばらく見つけた後、私は、ゆっくりと目を開けた。

友達が私の方をじっと見つめていた。

「おかえり」

「ただいま。はぁ、すごかった。」


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