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安心してください。不安なのはあなただけではありません。

一言でいうと

優秀な人ほど実力と現状のギャップを不安視している

活用シーン

自己啓発

内容

インポスター・シンドローム(詐欺師症候群)
有能な人が自分の成功を実力で手にしたものだと思えず、いずれ詐欺師だと暴露されるのではないかと不安になる事。

・ジョージア大学では、70%以上の人が一度はこの心理状態を経験している
・ハーバード大学、エール、スタンフォード、MITで学生にこれを説明すると、ホッとした雰囲気を感じる
・スタンフォードのビジネススクールでの新入生へのアンケートで「自分が入学を認められたのは、何かの間違いではないかと思う人は?」と聞くと2/3が手を挙げる。

『カリスマは誰でもなれる』オリビア・フォックス・カバン

ご紹介した事例は、学術的な統計ではないものの、ちょっとした参考にはなりそうな話です。

上記にあげられた大学は、たいていの人なら聞いたことのある一流校ばかり。そういった、エリートコースを歩む人たちが、「自分の今の状況は、自分の実力を越えたところにあって、いつかは自分の本当の実力がばれるのでは?」と不安視しているわけです。


これをみて、「あ、自分だけじゃなかったんだ」と思う人は多いのではないでしょうか。そして、その人はたいてい優秀なのだそうです。

なぜ優秀かというと、これは私の個人的な考察ですが、それが向上心に結びつくからです。自分の実力以上の場所に立っている気がして、その不安がイヤで何とか立場と自分の中身を合致させようとする。それを続けてきたから、優秀であり続けられたわけではないかと思います。

運でここまで来た、たまたまだった、誰かのサポートでここまでこれた。
そんな謙虚さも大事なのかもしれませんが、もっと自分に自信を持っていい人、多いのかもしれませんね。


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