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究極のアンチエイジングとは!?

一言でいうと

加齢にネガティブなイメージを持っているひとほど、身体も悪くなっていった

活用シーン

自己啓発、アンチエイジング

内容

イェール大学公衆衛生大学院のベッカ・レヴィの調査
研究参加者に以下の3つの質問をし、その人たちの回答と健康状態の相関関係を数十年にわたって調査した。

質問は以下の通り
イエスかノーか?
①老人は無力だ
②年を取るにつれて人生の状況は悪化するだろう。
③今年の私は、昨年より元気がなくなった。

「イエス」と答えた人(加齢を避けがたい衰えや障害と見做している人)は、年を取るにつれて様々な疾患に見舞われる可能性が高い。

40年後の追跡調査では、加齢を否定的にとらえていた人々は、前向きにとらえていた人々に比べ
・心臓疾患や脳卒中の経験率が2倍に達していた
年齢や体重、血圧、長期的な健康状態、コレステロール、家族歴、喫煙歴などの危険因子の影響を調整してもなお、その差は縮まらなかった。

ちなみに加齢を否定的に見ている人は、7.5年早死にするという分析もあった。
『EA ハーバード流こころのマネジメント――予測不能の人生を思い通りに生きる方法』スーザン・デイビッド

本書で印象的な言葉がありました。

脳は信じていることに深く執着する

というのです。

実際にこの調査では、「加齢とはネガティブな経験」という思い込みがそのまま現実となった形で現れたようです。

ところでプラシーボ(プラセボ、偽薬)効果というのはご存知でしょうか。
この薬はよく効く薬、と渡されてのんだ薬は、実際によく効くことがあるということが起こります。それが仮に、タダの片栗粉の塊だったとしてもです。

実際に、薬の有効性の判断は、必ずこのプラシーボ群を用意するとききます。薬効のない薬もどきよりよく効いて初めて、薬の効果が認められるわけです。

さらに言うなら、海外ではこういったプラシーボ専用薬というのが売っているそうです。薬成分を含まない薬(のパッケージや形をしたもの)らしいのですが、これ、高いほどよく効くらしいです(笑)

つまり少なくとも私たちの身体は、100%とは言わないまでもかなりの部分が「思い込み」でできているということじゃないかと思います。だからその思い込みを変えれば、かなりの部分が変えられる・・・ハズなんですね。
けど厄介なのは、その思い込みを書き換える際に、前の思い込みを消し去るほど強力な書き込みが難しいというところが一つのテーマなのかもしれません。

それが、アファーメーションだったり、ビジョンボードだったりするのでしょうね。


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