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赤身でさっぱりのグラスフェッドビーフ

みなさん、こんにちは

大槻亮太です。

「グラスフェッドビーフ」という牛肉をご存知でしょうか。


牧草のみを食べて育った牛肉のことです。
赤身の多い肉質や、牛の育てられる良質な環境から、「ヘルシーな牛肉」として以前から注目を集めています。

牛肉は肥育方法の違いで大きく2種類に分類されます。

一つは「グレインフェッドビーフ」です。
日本で一般的に多く流通しているのがこのお肉で、
こちらはGrain(穀物)、人工的に配合した穀物を与えて育てられた牛肉のことです。
牛舎の中で運動を制限しながら育てられています。

そしてもう一方が「グラスフェッドビーフ」です。
こちらはGrass(牧草)、基本的に牧草のみを食べて育った牛肉を指します
広大な土地で牧草のみを食べて適度に運動しながら育つため、程よく引き締まり脂肪が少なく赤身が多い肉質になります。

グラスフェッドビーフは脂が少ないのでたくさん食べても「もたれ」づらく、良質なタンパク質を多く摂取することができます。

また、グレインフェッドビーフと比べて、人間の体内では作れない不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸や牧草由来のβ-カロテンが多く、脂肪燃焼を助けるといわれる共役リノール酸などが多く含まれます。

このようにグラスフェッドビーフは赤身が多く、高タンパク・低カロリー、なおかつ栄養価の高い食材であることから、体作りを大切にするアスリートなどからも注目されています。

主にオーストラリア、ニュージーランドや南米など、広大な牧草地帯がある地域で盛んに生産されているようです。

お肉が好きだけど、最近は脂身を多くは摂れなくなってきていると気になっている方は是非試してみてください。
サーロインステーキといえば脂がのっているイメージがありますが、グラスフェッドビーフのサーロインは赤身でさっぱりと食べられ、飽きのこない味わいです。


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