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カレン
2019年1月7日 21:03
こんなに優しく"運命"を歌った曲が今まであっただろうか。低く鳴る弦楽器とピアノ、黒いリズムに美しい絶望が、そこにいる。流れる雲に"抗えない"ことを感じた。なだめ出す運命に"諦め"を感じた。それでも最後は、雲を避けて救いのある一筋の光が見え、孤独でないことを見る。前半で、くすぶりながらもソロを取っていたラッパが高らかに鳴る。僅かな隙間に薄く伸びゆく弦楽器。かつて地獄を楽しみ