それはいったいどのようなものだろう？一切融通が効かない。。。例えばいわゆる官公庁お決まりの

「ルールですから」
「規則ですから・・・・・・」

という奴。。。

多くの人が、役所関連の手続きなどで経験済みの、

1日でも遅れたら何が何でも受けつけない

とか（例えそれがどんな状況であれ、一切臨機応変な対応などなし）、あと、こちらに利益があること（つまり役所にとっては不利益なこと）は、こちらが訊いたり、頼んだりしない限り教えない、案内しない等々・・・・・・。

刑事施設で拘留されるということは、こういう連中、つまり、一切融通の効かない、そして気の効かない連中の支配下に置かれ、そこでの生活を余儀なくされるということに他ならない。

これは何かにつけ苦痛を伴う。例えば何かをお願いするための願箋にほんの些細な不備ひとつあるだけではね返され、しかもその時点で

すでに３から４日も経過していて、こちらは家主宛ての急ぎの連絡のハガキの購入のため刻一刻を争う場面であってもいっさいお構いなし。さらに願箋を一から書き直し再提出することを余儀なくされる

など。。。（拘置所では頻繁にこれが起きてらちがあかなかった。◯◯拘置所の処遇課はクソだった）（🙏不適切な表現と承知しておりますが、獄中メモをできる限り無編集で公開するという基本方針の元、当時の心境をできる限りダイレクトに伝えるため、あえてそのままにしております）。

ま、これは基本的に恐怖ではないからまだいいとしても（ただし時と場合によっては恐怖となり得る）、問題は、こういったことの行きつく果ては、これまでに「💠コラム的な ： 」他で度々取り上げてきた名古屋の入国管理局の収容施設で、スリランカ女性が殺害された事件（＂死亡＂ではなく、＂殺害＂されたと言っても決して過言ではないと考えられる）のような事態に発展しかねないといった点だ。

同事件の場合の問題点のひとつは、スリランカ女性が、自分が

「死ぬかも知れないので、病院へ連れて行ってほしい」旨を訴えているにも関わらず、職員の対応は

「自分には権限がないから」つまりそういう＂ルールだから＂自分は何もできないという呆れるほどのお役人的対応によって女性が死に至らしめられたという紛れもない事実の部分である。これが民間の人間であれば権限はないものの、倫理的あるいは人道的観点から、またはひとりの人間として（官民いずれであろうが、これがいちばん大切な点ではないだろうか？）、何らかの前向きな対応、すなわち何らかで病院または消防署に連絡するなどの対処が思い浮かび行動に結びつくはずである。しかし官公庁の人間はそうはいかない（もっとも、くどいようだが、中にはまともな人もいる。そういう人には申し訳ないと思うが、多くの場合に言えることだし、公益に関わる大事なことなので声を大にせざるを得ない）。これが一切融通の効かない連中の支配下に置かれることの恐怖の最たるものである。

そしてそれが刑事施設となると🔗💠「誰とも連絡が取れない恐怖」（📖P92『2022.12.14～』）でも述べたように、

外部との連絡手段が制限されるので、性質（たち）が悪いということになる。かく言う私も、拘置所で喘息の発作が度々起きた際に、最悪の事態つまり、発作による死を覚悟せざるを得なかった（2023.4.30）。

✏️話は逸れるが、ちなみに鼻毛は自分で抜いたし、散髪も自分でした（2023.5.3）。

関連するコンテンツ 🔗💠「🔗📰「名古屋の入国管理収容施設でスリランカ女性が死亡し、被害者遺族が国を相手取って起こしている裁判で、女性が死亡する直前の映後が公開となる。」（📖P73『2022.12.14～』）」

話は戻り、

スリランカ女性が殺害された事件は、この閉ざされた施設で起きる問題の最たる例である。
職員が適切な対応をとっていれば、彼女は死ななくても済んだ
のだ。

従って、ここに新たな法案の制定を提案すると共に要請いたします。

📚隔離施設被収容者特別法

この法案を提案いたします。とりあえず現在の法務大臣へ（しょっちゅう更迭されるのでね。。。）。

🔗️📖P.53『2023.3.8～』

リンク元コンテンツ 🔗📖「「決まりですから」」