不得貪勝
土曜日は地域の囲碁サークルに参加しましたが、休憩中にこんなことを↓聞かれました。
聞かれたこと:絶対に勝とうと思って囲碁をしているか?
「過祭さんは絶対に勝とうと思って囲碁をしていますか?」と聞かれました。
絶対に勝つ!とは思っていない
棋風や性格にもよると思いますが、私は絶対に勝つ!とはほとんど思っていません。絶対に勝つ!と思えば思うほど欲が出てしまい冷静な判断ができないからです。
「ほとんど」と書いたのは私も人間なので、多少の欲を出す時があります。昇段大会で申請料10万円をかけた戦いの時(成績で申請料が免除、半額、全額になる)や学生時代の仲間と久しぶりに対局する時とかです(書き出してみると小物感が凄い…)。
私の答え:不得貪勝
冒頭の答えとして「負けにくいように心がけています」と伝えました。
囲碁だと手厚く打つ、断点を作らない、無理して相手の石を取りに行かないでしょうか。囲碁十訣という心構えがありますが、真っ先に不得貪勝(貪って勝とうとしてはいけない)が説かれているので、腑に落ちる碁打ちの方も多いと思います(あくまで個人の見解です)。
仕事でも絶対に出世する!という欲はありません。自分の培った知識経験を活かした専門職タイプ(ジョブ型)なので、今の会社方針(メンバーシップ型)と齟齬が生まれて働きにくくなっているのだと痛感しました。この事に気付いただけでも土曜日は囲碁を打ちに行って良かったです。
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