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野良ママになる勇気

ちょっと勇気を出して、異国で野良ママ入門やってみました…。


こんにちは。
昨年からアメリカ・カリフォルニア州に引っ越し、ついでに育児をしています。

今回は勇気を出して、現地の既存コミュニティに一人で飛び込んだ話をします。

安全安心な環境

わたしの住む南カリフォルニアには日本人がたくさん住んでいます。

ラッキーなことに、駐在員界隈でよく挙がるような、閉鎖的なコミュニティはありません。(ないと思っています。笑)

しかし料理教室や赤ちゃん交流など、"日本語"対象の会に出ていると、だんだんと世間が狭くなっていくような感覚があります。

あの人とあの人は知り合い、の輪が大きくなっていくのです。

車で1時間以上離れていたとしても、です。

わたしは日本人の知り合いに嫌な思いをしたことはありません。

人間関係を浅〜く見積もって、必要以上に入れ込まないようにしているせいもあります。

しかし日本人だけが集まると、面白いことに、急にムラ社会を感じます。

安全地帯から飛び出してみる

わたしは、日本語のように英語を扱えるわけではありません。

渡米して数ヶ月、病院やお店などの、一対一で話すのには緊張しなくなりました。
相手が仕事なので、つたない状態でも聞いてくれるからです。

また、ELS(第二言語として英語を学ぶ教室)でも気兼ねなく話せるようになりました。
相手も英語不自由なんだろうし、というメンタルです。

しかし、ネイティブ(相当)3人以上が適当に世間話する場に居合わせたことありません。
かなりハードルが高そうです。

ただ、日本村にいるのもそろそろ飽きたので、地域の母乳育児の集まりに参加してみました。

母乳育児のピアグループ

その会は、とあるラクテーションコンサルタントの主宰する集まりでした。

母乳育児の相談事でもいいし、ただ話を聞いてもらいたいだけでもいいです。

その日はわたしを入れて、5人の赤ちゃん連れや妊婦さんが参加しました。

よく見ると、人種はアジア系、ヨーロッパ系、生粋のアメリカっぽい?人もいます。

全員が英語を流暢に扱っていました。

話に割り込めない

ピアグループでは、わたしも話に加わろうとしました。
しかし、なかなかハードでした。

割り込んで話せないんです。

雑談してるときって、無意識に割り込んでいると気づきました。
正確には、割り込みより"相づちからの自分の意見"、でしょうか。


まず、話している内容がわたしの理解と間違いないか、確たる自信が持てない

話の中心はいまどうなってんだ?と考えているうちに、ススーっとさらに内容が水平移動していきます。

母乳とアレルギーが関連あるのか〜から乳腺炎の話に飛ぶ、みたいなときです。むずい。

さらに、英語特有の文法

日本語は述語が最後にあるので、大抵最後まで文を聞くことになります。
しかし英語は主語述語がすぐ来て、あとは付け足し情報です。

だから、文の途中の付け足し部分から割り込みが開始することがよくあります。

最後に、意見を言うとじっと目を見られるから緊張します。

これも文化の話で、アメリカではじっと目を見て話を聞かれます。

うなずきもほとんどありません。

だから、言葉を探しているうちに、自分のターンが長いことに気付いて緊張してしまいます。

こうして、割り込みができないと『ニコニコダンマリさん』に成ります。

目指すは野良ママ

思い切った初回は、ほとんどニコニコダンマリさんになってしまいました。

でも、また行きたいと思います。

なぜなら、居合わせたママたちは優しかったし、ハードルを乗り越えた自分に自信が持てたからです。

話の内容も、現在興味があるものばかりでしたしね。

3人以上の英語の雑談、まだまだ難しい領域ですが、がんばります。

目指すは、適当に現地コミュニティに参加できる野良ママです。

ではでは、良い一日を。

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