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~あなたにあった事業の決め方~

「起業してみたいけど、どんな事業をしたらいいんだろう?」
「動画編集は好きだけど、起業しても稼げるのかな?」

 実際に起業を考えたときに、どんな事業をしたらよいのか悩んでしまうことはあると思います。
 前職では多くの起業相談や起業塾を開催してきましたが、具体的にどんな事業をしたらよいのかわからない、という悩みを抱えて参加される方も多かったです。
 私の妻はハンドメイド作家として色々なものを作って販売していますが、年商1億円稼げたとしても、私はそれで起業をしようとは思いません。なぜなら、私は不器用なので作ることはできませんし、やりたいと思わないからです。(日々、すごいな~とは思っていますが)
 得意不得意や好き嫌いがある通り、人によってやるべき事業は異なります。せっかく起業しても続けなくては意味がありません。
 今回の記事では、あなたに合った事業内容の決め方についてご紹介していきます。


事業内容を決めるステップ

①アイデア出し

 まずはじめは、アイデア出しを行います。
 具体的には生い立ちを振り返ることをオススメします。
 幼少期から現在に至るまで、習い事であったりその当時熱中したり、得意だったり、好きだったりしたことなど、とにかく洗い出していきます。
 ポイントは思いついたことは全て書いていくことです。「これはさっきも書いたな」とか「これは関係ないかな?」とか「ちょっと恥ずかしいな」とか思ってもとにかく全部書き出します。誰かに見せるわけではないので安心してください。また、時系列にそって書いていくと整理できて良いです。

②武器をみつける

 アイデア出しが終わったら、今度はその中から自分の”武器”を見つけます。武器とは経験や知識、ノウハウ、得意なことなどです。これが事業の種になっていきます。
 できれば一つに絞らずにいくつか見つけてみてください。 

③3つの視点から考える

 「できること」「やりたいこと」「ニーズ」の3つを円で表します。その3つの円がすべて重なる事業が【あなたに合った事業】になります。

できること=武器
 習い事や部活、仕事などで手に入れた知識、経験、スキル、人脈などがあげられます。「人の話を最後まで苦も無く聞ける」なんていうのも立派な武器です。
やりたいこと
 起業の目的や、何を達成したいのかもそうですが、「やっていて苦にならない」というのもとても重要です。
ニーズ・課題
 ビジネスの基本は誰かのニーズや課題を解決することに尽きます。どんな優れた画期的な商品やサービスも、そこに誰かのニーズや課題がなければ決して広まりません。
 ただ、難しく考えすぎるのもよくありません。例えば動画編集サービスの場合、クオリティが少し下がっても「もっと早く納品してほしい」というニーズも考えられます。他にも「料金体系がわかりにくい」という課題もあるかもしれません。
 また、世間一般的なニーズや課題を探すよりも、まずは自分の身近なニーズや課題を探してみるのが良いでしょう。

④あなただけの武器を作る

 基本的には1~3のステップで事業内容は決められます。ただ、世の中には既に多種多様な商品やサービスがあふれていて、あなたの考えた事業内容も既に誰かが始めているでしょう。まったく新しい革新的な商品・サービスでない限り、そこには競争が生まれます。
 他の似たような商品・サービスの中から選んでもらえなければビジネスとして成立しません。
 選ばれるためには、選んでもらう理由を作ることが大切です。いわゆる差別化と言われる言葉ですが、簡単に言えばオリジナリティです。
 オリジナリティを作るための一つの方法として掛け合わせるというものがあります。「携帯電話✖パソコン=スマートフォン」だったり、「ゲーム✖スポーツ=eスポーツ」なんかをイメージしてください。
 2.武器を見つけるの最後に、「できればいくつか見つけてください。」と書きましたが、ひとつ一つの武器はもしかしたら他の人と比べてしまうと見劣りしてしまうかもしれなくても、それを掛け合わせることであなたしか持ちえない新たな武器となる可能性があります。

まとめ

 ①アイデアを出す
 ②武器をみつける
 ③3つの視点から考える
 ④あなただけの武器を作る
 この4つのステップで踏んでもらえれば、きっとあなたに合った事業を見つけることができると思います。
 ただ、文字にして読むと「何か難しそう」と思ってしまうかもしれませんが、何しようかな~って考える時が一番ワクワクしませんか?あまり深く悩みこまずに楽しく考えていきましょう!行き詰まったら散歩やカフェなどで一息つきましょう♪


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