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山田太一全作品インタビューを、スタジオジブリの小冊子『熱風』で連載します!



6年間222回の全作品インタビュー

 2017年6月28日から2023年9月20日まで、途中にコロナ禍による数カ月の中断をはさんで、約6年間、毎週1回ずつ、山田太一先生に全作品インタビューを行った。
 お休みの週もあったので、取材回数は全部で222回となった。

 テレビドラマはもちろん、小説、演劇、映画、エッセイ、アンソロジー、対談など、山田太一先生が書かれたものすべてについて、時代順に取材した。最後の作品となった『五年目のひとり』まで取材することができた。

スタジオジブリが助け船を

 その全作品インタビューは、国書刊行会という出版社から単行本として出版されることが決まっている。ただ、なにしろ膨大なインタビューなので、その完成には何年もかかる。
 そこで、スタジオジブリが助け船を出してくれた。『熱風』で連載しないかという提案だ。それなら、山田太一ファンを長く待たせることなく、少しずつ読んでもらうことができる。
 なんともありがたいご提案で、まさかジブリに助けてもらえるとは、思ってもみないことだった!

『熱風』5月号(5月10日刊行)より連載スタート!

『熱風』は毎月1回10日に発行されている、A5サイズの小冊子だ。
 無料で配布されている。

 入手方法は、全国約40店の書店の店頭か、

 定期購読だ。

 なんといっても、定期購読をおすすめする!
 書店の店頭では、すぐになくなってしまうと聞いている。
 以前、『熱風』の2024年2月号に「山田太一の創作法」を書かせてもらったときも、「手に入らなかった」という問い合わせが私のほうにもたくさん届いた。
『熱風』はバックナンバーが販売されていない。手に入らなかったら、それまでだ。
 定期購読なら、通信事務経費などの実費だけで家に送付してもらえる。
 1年分(年12回発行)で2,000円(消費税込み)だ。

定期購読の申し込みは今すぐに! でないと5月号に間に合わない!

 ただし、定期購読の申し込みは、急いでいただく必要がある!
 というのも、
「定期購読は、毎月20日までに入金が確認された方に、その翌月号から発送を開始させていただきます」
 ということなので、5月号から定期購読するには、4月20日までに入金をすませる必要がある。

 しかも、申し込みの方法がちょっとややこしくて、

お申し込み方法(その1)
2004年1号以降に発行された『熱風』をお持ちの場合
小冊子『熱風』巻末に添付されている郵便振替用紙にてお申し込み下さい。この申込票の指定欄に必要事項を正確にご記入の上、記載金額を添えて、お近くの郵便局へお出しください。

お申し込み方法(その2)
上記『熱風』の巻末添付の郵便振替用紙をお手元にない場合
本誌巻末の郵便振替用紙がお手元にない方は、お手数ですが返信用封筒を同封のうえ、定形の郵便封筒にて下記の要領でお送りください。折り返し、郵便振替用紙をお送りいたします。
返信用封筒は縦長の定形封筒をご使用ください。
返信用封筒には申し込まれる方のご住所、お名前をご記入のうえ、
84円切手を貼り、お電話番号を記載したメモを添えて、封書にてお送りください。

送り先
〒184-0002
東京都小金井市梶野町1-4-25
スタジオジブリ出版部「熱風」係宛

 つまり、スタジオジブリに郵便を出して、その返信が届くのを待って、それから郵便局に入金しに行かなければならないのだ。
 今の郵便事情だと、早めにしないと間に合わない可能性がある。

 というわけで、もし申し込んでくださるなら、申し訳ないけれども、急いでいただきたい。
 あとから「手に入らなかった」と言われても、申し訳ないけれども、上にも書いたように、私にもどうしようもない。

 以上、事務的な話が多くなってしまったけれども、取り急ぎ、お知らせまで!


追記

 どうしてこんな面倒くさい申し込み方法なのだろうと、正直、思ったのですが、鈴木敏夫さんが、このインタビューで、

「多くの人に読んでもらうとなると、記事の内容はある種の過激さを失うでしょ? 少ないほうがね、言いたいことを言えるんですよ。その環境を失いたくないですよね」
 とおっしゃっていて、びっくり!

追記2

 連載開始を喜んでくださっているみなさま、ありがとうございます!
「山田太一全作品インタビューの本はいつ出るんですか?」と聞かれて、
「何年もかかると思います」と答えると、いつもガッカリされていた。
 申し訳ないなあと思いながら、どうしようもなかった。
 それが、連載というかたちで、すぐに、もう5月からお届けできることになった!
 本当によかったと、私も思っています。
 スタジオジブリのおかげです。

追記3

 ジブリの『熱風』の4月号が刊行されました。
 4月号の巻末に添付されている郵便振替用紙で、4月20日までにお申し込みいただければ、5月号からの定期購読に間に合います!
『熱風』が置いてある書店のリストです。


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