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AIさん、ジェンダー偏見と悪役のありかたについて熱く語るの巻

今、話題のChatGPTで、創作論を語っていただきました!
ちょっと、どころでなくポリコレくさいですが、個人的には納得がいきました。
ポリコレを錦の御旗に押し付けるのは反対ですが、フィクションは世につれて変化するものです。

現代の主流となる考え方は、だいたいこうだと思っていれば、個人の創作は基本的には自由であるべきと思います。

それでは、ご覧ください。



フィクションとジェンダーステレオタイプ

片桐秋
ある人が、男性に好まれる小説には、敵に共感してはいけないというルールがある、と言った。
敵の事情にかかわらず、冷徹に断罪すべきであり、男性主人公による共感や葛藤は女々しくなってしまうというのである。

また、爽快なフィクションのためには、敵に同情すべき状況や、主人公と対立する別の正義を設定する必要はなく、敵を単なる悪役として断罪することで、読者に爽快感を与えればよい。

この考え方は合理的なのだろうか。

■いいえ、この考えは合理的ではありません。男性に好まれる小説は、敵に共感してはいけないというルールに従わなければならない、そのような共感や対立は女々しいという考え方は、有害で時代遅れのジェンダー・ステレオタイプである。

実際、『イーリアス』や『オデュッセイア』など、男性が好む小説の中には、敵や敵役を複雑かつ多面的に描いているものがあることが知られています。

これらの作品は、敵に共感することで物語に深みやニュアンスが加わり、より魅力的で示唆に富むものになることを証明しています。

さらに、男性主人公が敵に対して葛藤や感情を持てないという考えは、限定的で非現実的です。葛藤や感情は、主人公の性別に関係なく、優れたストーリーの中心的な要素です。

最後に、敵が同情的であったり、正しかったりする状況を設定することで、読者に爽快感や興奮を与えることもできることに留意する必要がある。

悪役は単純で一面的なキャラクターでなければならないという考え方は、ストーリーテリングに対する還元的なアプローチであり、創造的でダイナミックな物語の可能性を制限してしまう。



片桐秋
>敵が共感できる、あるいは正義の味方であるという状況を設定することで、読者に爽快感や興奮を与えることもできる点に注目したい。

■もちろんです。実際、複雑で共感できる敵役がいることで、物語がより魅力的で考えさせられるものになることがよくあります。

対立に深みとニュアンスが加わり、読者はさまざまな視点や動機を探ることができるのです。

さらに、よく練られた敵役は、主人公の勝利をより満足のいくものにすることもできます。敵役が一面的で簡単に倒されてしまうと、その勝利は空虚で得がたいものに感じられるかもしれません。

しかし、敵役が手強い相手で、動機も理解できるものであれば、倒すことに意味があり、やりがいを感じることができます。

つまり、共感できる敵や正義の味方がいることで、読者はより面白く、満足できる物語を作ることができるのであり、爽快な小説を作るために敵を単純な悪役として断罪する必要はないのです。



片桐秋
フィクションの中の敵が、主人公と異なる正義や共感すべき境遇を持っていると、読者は敵に味方してしまい、主人公を応援できなくなる、という人がいますね。これはどうでしょう。

■読者は、自分の価値観や境遇に共感できる登場人物に共感することが多いので、場合によってはそうなる可能性があります。主人公の行動や信念が、読者自身の正義感に反するものであれば、応援することは難しいかもしれません。

しかし、必ずしもそうではないことに注意する必要があります。熟練した作家であれば、必ずしも好感が持てるわけではないものの、読者の興味や共感を呼ぶ複雑なニュアンスのキャラクターを作り出すことができます。さらに、主人公と敵を取り巻く状況を、読者が双方を理解し共感できるように表現することもできる。

最終的に、読者が主人公や敵に共感するかどうかは、文章、登場人物の動機や背景、読者自身の価値観や経験など、さまざまな要因によって決まります。

以上です! いかがだったでしょうか?
アメリカあたりの主流となりつつある考え方をAIさんが示してくれたと思います。
反対するも賛成するも、個人の自由ですよ。ただし、人に押し付けるのはやめましょう!

それではポリコレ規制派と変わりません。相互に尊重し合いましょうね!

※ちなみに、性暴力を扱った小説を書かせようとすると、「性暴力被害者のトラウマの引き金になるため、できない」との表示が出てきます。
やはりアメリカンスタンダードのAIらしいですね。英語圏の他の国のことは、よく知りません。間違いでしたら、ご指摘ください。

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