カタリベタロウの物語 #199ふりかな〜#205 コントシソージュンとコントシテーシュンによるキングオブコント用コント “おばあちゃん“


   #199 ふりかな

喋れないふりをしていたら喉が退化して本当に喋れなくなっちゃったけど探してたシャベルは見つかったからどっこいどっこいかな。

っとそんなカナちゃんはかなり小豆党のカナリア好きカナディアン。

コメディアン目指してます。


   #200 漫才コンビ ”にゃまねぎクリスタル” によるネタ ”うぅ~新常識ぃ!” (流行語大賞決定)

メンバー
・やまねぎ
・ままくり

や:♪(いきなりにゃまねぎクリスタルの歌を歌い出す)
ま:(困惑しながらもメロディーに合わせて変顔)
や:(歌い終わって笑顔)
ま:(変顔をやり続ける暴走)
や:(それに気付き困惑)
ま:(まだ続ける→エスカレート)
や:(変顔に合わせて合いの手を入れる)
ま:(気持ちよくなりまだまだ続ける)
や:いよっ!それっ!せいやぁ!どーん!どどん!どどん!どどどんどん!ドドスコスコスコラブ注入オッケー(DAIGOのロックポーズ)
ま:(ラブ注入のところでエアー浣腸からの五郎丸ポーズ)
や:楽しんご元気かなー
ま:ちょっと変顔しすぎて顔凝ったから楽しんごの整体行ってくるわ。(そのまま舞台袖にはける)
や:1時間後。
ま:(アソコを押さえて前かがみで登場)→いやー気持ちよかったよぉ~
や:何をしてきたんだw
ま:と言う訳で張り切って参りましょう!
や:いやまずその下半身の張り切りどうにかしろ!
ま:ちょっと下ネタとかよく分かんない。
や:下ネタって分かってんじゃんw
ま:どうも、シーモネーターです!
や:つまんないこと言ってんじゃないよチンコみたいな顔して!
ま:(落ち込んで俯く)
や:あ、ゴメン言い過ぎた。。。
ま:最高の褒め言葉ありがとうございまーす!(飛び跳ねる)
や:コント、ふなっしー。
ま:(我を忘れただただ飛び跳ね続ける)
や:(真顔で見守る)
ま:(ふと我に返り、戻ってきて一言)→ってなことがあったんですよぉ~。
や:はぁ~それは大変でしたなぁ~ちゃんとハローワーク行った?
ま:…ハロー…ワー……ク行ったよぉ~。
や:行っちゃお行っちゃお行っちゃお!行っちゃお行っちゃお!イエローハットに行っちゃお!行っちゃお行っちゃお!へい!
ま:そうそうまさにそれ。ってことで、小3からの腐れ縁コンビでごいますよろしくお願いしまーす。
や:ってことでの意味が分からないw身内ネタ過ぎて何も伝わらないしw
ま:じゃあとりあえず身内ネタで1時間くらい喋りますかぁ!
や:いやいやそれ誰得?w俺たちは楽しいかもしれないけどw
ま:いやいや俺たちも流石に1時間はシンドイよ。何言ってんの?
や:おい!お前だよ!w
ま:ナカノ屋ごっこ、スタート。
や:(苦笑)→あの~ナカノ屋っていうのは、僕たちの地元にある駄菓子屋のことでしてぇ~彼は今からそれごっこをしたいみたいです。てかごっこってなんだよごっこって!幼稚園児か!
ま:いやー1人でよーくしゃべるねぇ~ってか”腹が減っては戦はできぬ”って言うじゃん?
や:はぁ。
ま:だからあんま食べ過ぎないようにすればいいと思うんだよねぇ~。
や:あーそうすれば争いは減る、みたいな?
ま:そうそうそう、腹を減らして争いも減らそう!みたいなね。
や:おぉ~なんか良いこと言うじゃん。
ま:でも食糧難で空腹過ぎても争いが起こることがあるから我慢して食べなくなった分は世界中に分けましょう!!!(一気に早口で)
や:熱いな。
ま:腹八分目はぁ~?
や:えっ?
ま:世界を~?
や:す、救う?
ま:そう!正解!うぅ~新常識ぃ!!!(変なポーズと共に)
や:えっ?
ま:ほら一緒に!うぅ~、、、
や:新常識ぃ!!!。。。なんだこれダセェ!!!
ま:これちょっと流行らせようと思ってるからよろしく。
や:はぁ。
ま:”二兎を追う者は一兎をも得ず”って言うじゃん?
や:うわ、始まる予感。
ま:だけどさぁ、別に手広くやってもいいと思うんだよねぇ~。
や:いやそれをダメって言ってることわざじゃないのこれ?w
ま:まぁそうなんだけどさぁ~色々やってる内に他の三兎に出逢うかもしれないじゃん?それを手に入れればいいんじゃないかなぁ~。
や:あぁ~なるほどね!じゃあこうだね!二兎を追う者は一兎をも得ず、、、だけど他の三兎を得るかもしれないからとりあえず色々やっとけ!うぅ~新常識ぃ!!!
ま:(唖然)
や:え?あゴメン全部言っちゃった。
ま:(肩パンする)
や:痛!!!
ま:人が前日から練習していたセリフを横取りすると肩パンが飛んでくるぅうぅ~新常識ぃ!!!
や:おぉ、上手く繋げてきた。
ま:結婚すると女性の性格が変わるって言うじゃん?
や:さぁ始まりました。あれでしょ?付き合ってた頃とは別人になっちゃうみたいな。
ま:そうそうそう。あれはさ、きっと女性の苗字が変わっちゃうからだと思うんだよねぇ~。
や:えぇ?そうかぁ?w
ま:絶対そうよぉ~画数とか変わっちゃうと姓名判断的にマズいんよぉ~。
や:何故おネェ口調wてかそーゆーの信じるんだ。意外とオカルト好き?
ま:そうそう。女性と女性ホルモン多めの男性は変わりやすい!うぅ~新常識ぃ!!!
や:いやなんか無理矢理だし趣旨ズレてるし。
ま:スライムっているじゃん?
や:急にガラッと。あのドラクエの?
ま:そうそうそう。あれってさ、好きや嫌いを通り越した無の存在だからスライムって言うと思うんだよねぇ~。
や:えーとちょっと分かりにくいなぁ。なになに、要するに、”好き”の好と”嫌い”のらいと”無の存在”の無をとって”好らい無”にしたってこと?ちょっと無理矢理じゃない?
ま:……うぅ~新常識ぃ!!!
や:うわーまさかのパワープレイ!
ま:イスラム教の聖典Koranと天下のスガ中の近くにあるコーランっていうラーメン屋は密接なズブズブな関係にあると思うんだよねぇ~。
や:いやねえわ!あそこはおじいちゃんおばあちゃんでやってる北海道味噌ラーメンとニンニクたっぷり餃子がめちゃくちゃ美味いただのラーメン屋だわ!てかスガ中って俺らの母校の名前を出すんじゃないよ!
ま:うぅ~新常識ぃ!!!
や:いや成立してない!もうそれ言えば何でもオッケーじゃん!
ま:キリスト教でね、”アガペー”っていう”神の人間への愛”って意味の言葉があるんだけどね、、、
や:宗教ネタ続くね。どした。
ま:きっと江頭さんはここから”がっぺムカつく”を思い付いたんだと思うんだよねぇ~。
や:また無理矢理な。
ま:だからあのお方のあのギャグはとても崇高なモノなんだよ。うぅ~、、、
や:いやいや違うわ!江頭さんのが先にがっぺムカつくやってたわ!キリストが江頭さんに憧れて崇拝して拝借して良い感じにモジッたんだわ!うぅ~新常識ぃ!!!
ま:(唖然からの肩パン)
や:勝手にオチを奪ってオチをひっくり返して完結させると肩パンが飛んでくる!うぅ~新常識ぃ!!!
ま:(憤慨からの)→テトラグラマトン!テトラグラマトン!!偉大な神の名テトラグラマトン!!!うぅ~新常識ぃ!!!
や:いや何それ!もう色々と崩壊してる!!!
ま:芸術は崩壊だぁ!うぅ~新常識ぃ!!!
や:もういい加減にしろ!!!
二人:どうも~ありがとうぅ~新常識ぃ!!!ございましたぁ~。
ま:ってのは嘘でまだまだ続くよってことで愛は無限に増えていくものでしょ?
や:うん。
ま:だからポケットの中にはビスケットが一つ、ポケットを叩くとビスケットが二つ♪って歌は愛の歌ってことになるよね!うぅ~新常識ぃ!!!
や:いやビスケットの歌だよ。割れて増えてく歌だから愛に置き換えたらなんかややこしいよ。
ま:ははははは。
や:めっちゃ愛想笑いするじゃん。
ま:筋肉痛って言うじゃん?
や:うん、言うねぇ。
ま:あれさ、その程度に合わせて3.4.5ってしてけば良いと思うんだよね~。
や:あぁ~なるほどね。ヒドイ筋肉痛の時は筋肉スリーとかね。ちょっと面白いじゃん。
ま:うぅ~新常識ぃ!!!死ぬってただの大きな失敗だと思うんだよねぇー!!!だからすぐ切り替えて次に行けばいいんだようぅ~新常識ぃ!!!
や:自己完結させた。
ま:自殺願望ある人はとりあえず水鉄砲に水でも化粧水でもいれてコメカミに当ててバーンと打ってみればいいんだよ。
や:ほぉ。するとどうなる?
ま:死ぬのが怖くなって自殺願望なんて消えちゃいますうぅ~新常識ぃ!!!あとあと首吊りのロープをヒモQにしてみればいいんだようぅ~新常識ぃ!!!て言うかか自殺なんて概念なくしちゃえばいいんだようぅ~新常識ぃ!!!
や:何この急な自殺撲滅キャンペーン。
ま:そして性は世界を救うと思うんだよねぇ~”死にたい”って思う代わりに”したい”って思えば結構生きられそうな気がするもんうぅ~新常識ぃ!!!
や:ほぉほぉお兄さん欲求不満なのかなぁ~。
ま:ポジティブな言葉とネガティブな言葉は食物を腐らせるスピードにも関係してるらしいようぅ~新常識ぃ!!!東京に大地震が起こったら栃木が日本の首都になるうぅ~新常識ぃ!!!ドラッグは人に売って儲けるもんだ!自分で使うなんてナンセンスうぅ~新常識ぃ!!!
や:ドラッグはいらんかねぇ~
ま:いやいやドラッグは売るもんだから買わないよ。それより俺のドラッグ買わない?
や:いやいやドラッグなんて売るもんだから買わないよ。それより俺の。。。
ま:いやいやそれより俺の。。。
や:いや俺のドラッグ。。。
ま:いやいや俺のドラッグ。。。
や:いや俺の!
ま:いやいや俺の!!
や:いやいやいや俺の!!!
ま:いやんいやん俺の!!!!!
二人:いやあああああああはいジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンジャーン。。。
二人:うぅ~新常識ぃ!!!


   #201 漫才コンビ ”にゃまねぎクリスタル” による漫才コント ”人見知り”

メンバー
・やまねぎ
・ままくり

や:俺さぁ~そろそろこのヒドイ人見知り治したいんだよねぇ~。

ま:あ、人見知りなんだ?wどんな感じなん?

や:例えばね、人間の数が激減したとするじゃん?

ま:あー良くあるウィルスミス主演のウィルス映画みたいに?

や:そうそうそう。でさ、ウィルスに抗体を持つ数人の中に自分が選ばれたとすんじゃん?

ま:はいはい、主人公パターンね。

や:うん。でさ、何年もの間一人で過ごしてたとするじゃん?である日奇跡的に残りの生存者と再会したとするじゃん?でもさ、きっと俺人見知りしちゃって素っ気ない態度とっちゃうと思うんだよねぇ~。

ま:ちょっとやってみて。

や:(それっぽくやる)

ま:銃持ってなきゃ。

や:(デカ目の銃を抱えキョロキョロしながら歩く)

ま:(同じことをやり始める)

や:(お互いを認識する)

ま:(軽く会釈しすれ違う)

や:いやいやなんでどっちも人見知りなんだよwお前は話しかけてきてくれよw

ま:あぁ!なるほどね!おっけおっけ。

や:よーい、スタート。。。”ここは、人っ子一人いなくなった東京。。。しかし、実は二人いた。。。”

ま:いやいやネタバレすんなwてかそんなナレーションっぽいのいいから!

や:あ、そうなの?

ま:普通でいいからw

や:いやいや生き残りが人見知りの時点で普通ではありませぬが?

ま:細かいなぁ!もうサッとやって!

や:マツイ棒的な?

ま:そんなんいいから!wてか最近ドロっとしてるよ!

や:詳しく。

ま:おかぁちゃんに聞いて!

や:てかちょっと古いよ。

ま:お前が言ったんだろ!

や:どうも、ありがとうご…

ま:いやいや何も終わってないからぁ!

や:何してたんだっけ?

ま:俺が人見知りなの!

や:治せば?

ま:そのためにコントをして欲しいの!

や:あき。

ま:星が綺麗な?

や:秋。

ま:お後がよろしいようで。

や:いや全然関係なくなっちゃった人見知り関係なくなっちゃったいい加減にしろ!

ま:いや芸人なのに人見知りとかいい加減にしろ!

や:いや実はそういう芸人さんのが多いよ!

ま:じゃあ治さなくてよくね!?

や:あ。

ま:りがとうございましたぁ~。


   #202 コントシソージュンとコントシテーシュンによるコント 01 “ブイ系のお店”


「腹減ったなぁ~あ、ちょうどお店がある。お店としか書いてないから何屋かは分かんないけど、この辺田んぼと樹海だらけだからとりあえず入ってみるか。ウィーン」

「うぃらっしゃいんませぇ~ん!(V系っぽく)」

「うわ、失敗したかな。まぁいいや、とりあえず食べるものを。。。(キョロキョロ)」

「なぁ~にかお探しですかぁ~?!(V系っぽく)」

「え、あ、はい、あのぉ~何か食べるものはありますかぁ?」

「僕の主食は~ファンのみんなからの溢れんばかりの愛さ!」

「あ、そうなんですかぁ。。。じゃなくて!何かおにぎりとかサンドイッチみたいな小腹に入れられるようなものはありますか?」

「キミの涙で味付けされたおにぎりは、きっと哀しい香りがするんだろうな。。。でもきっとそれは、世界中のどんなおにぎりよりも美味しいだろう!」

「うるせーなwもういいや、勝手に店の中探しますね。。。てかここって何のお店なんですか?」

「ウチはただのお店でぇ~す!」

「いやお店ってのは分かってるんですけど、何を売ってるのかって話ですよ」

「ここは何でも売ってまぁ~す!」

「え!?」

「だってここはコント用に作られた架空の世界だからぁ!」

「いやいやそれ言ったら終わりだろw」

「(ドラゲナイをV系っぽく歌う)」

「終わりって言っただけなのに随分広げますねぇw」

「え?ここは歌って飲めるカラオケスナックですよ?歌うのは当たり前じゃないですかぁ!」

「え、いつの間に」

「だってここはコント用に作られた架空の世界だからぁ!」

「分かったよ分かったwもう言うなよ冷めるからw」

「冷めないでよベイベー!」

「それを言うならしょげないでよベイベー!でしょw」

「。。。食料品はあちらの棚になりまーす」

「急に戻ったwいや戻ってもないかw教えてくれてありがとうwこれでやっと話が進むw」

「ごーはんーがごーはんーがすーすむーくん!へーい!(V系っぽく)」

「もういいやシカトしよw」

「(DAIGOのロックポーズ)」

「えーと、鮭おにぎりとタマゴのサンドイッチと緑茶と。ふぅ、やっと飯が食える。すいませーん、お会計をお願いしまーす」

「お客さん、何を抱えてるふりしてるんですか?wバカなんですか?w」

「おい、だからこれコントなんだから察せよ!頼むよ!」

「いやいや、ここは部位系のお店ですよ。おにぎりとサンドイッチなんてあるわけないじゃないですかw」

「あ、だからお兄さんV系っぽかったんですね。じゃあメイク道具とかが売ってるんですか?」

「いや何で部位系のお店にメイク道具が売ってるんですかw頭おかしいんですかw」

「いやいやいやwじゃあ何が売ってるんですか?」

「お肉です」

「はい?」

「いやだから、お肉です」

「なんでビジュアル系のお店にお肉が売ってるんですか?w」

「いや、ウチはビジュアル系のお店じゃなくて、部位系のお店ですよ」

「だからV系の…ん?ぶい?ぶい…ぶい…ぶい…部位?!牛とか豚の部位が売ってるってことですか?!」

「はい、そうです。私がこの部位系のお店の店長、部位部位岩瀬太郎(ブイブイイワセタロウ)です」

「いや変な名前w」

「もちろん、本名です!」

「いや嘘でしょ?wえ、どこまでが苗字?w」

「部位部位岩瀬太」

「長いwじゃあ郎さんですか?w」

「お前を浪人生にしてやろうかー!」

「嫌だw地味にヤダw」

「で、何買うんですか?ブタ野郎」

「じゃあブタの睾丸ください」

「はい、かしこまりました。それでは今から狩りへと行きましょう!」

「ガッテンで!」

→狩人コントへ


   #203 コントシソージュンとコントシテーシュンによるコント02 “かっぱさん”


~プロフィール~
・悩みを聞いてくれる少しやさぐれたかっぱ
・かっぱ柄のボクサーパンツを穿いている
・Kappaの上着を着ている
・タバコを吸っている
・サングラスをしている


「(かっぱさんが気だるくタバコをふかしている)」

「はぁ。。。悩みを聞いてくれるカッパさんがいるのはここかなぁ~?」

「。。。」

「おーい、かっぱさ~ん!いますかぁ~?いたら返事してくださ~い!」

「。。。え、こんなガッツリいんのに気付いてないのかな?w」

「はぁ。。。(ふと誰かがいることに気付く)あっ、こんにちはぁ~(しかしそれがかっぱさんだとは気付いていない)」

「(苦笑)」

「ここにもいないのか。。。もう家を飛び出して一週間。。。かっぱさんは一体どこにいるんだろう。。。」

「(小声で囁くように)ここですよぉ~」

「もう諦めて帰ろっかな。。。」

「(小声で囁くように)諦めないでぇ~(真矢みき風に)」

「はぁ。。。」

「(咳払い)んっ、んん。。。」

「あっ、そうだ。あの人に聞いてみよう。ちょっと恥ずかしいけど、勇気を振り絞って聞いてみよう!」

「(頭のお皿でタバコを消し身だしなみを整え身構える)」

「。。。あぁでもやっぱやめよっかなぁ。。。」

「(どたっとコケる。ステージから落ちるくらいコケる)」

「いや、でもこれが最後のチャンスだと思って頑張ろう!よし。。。」

「(身構える)」

「あのぉすいません(天龍源一郎みたいな声で)」

「えっ?w」

「あぁあぁあぁー!出ちゃったー!緊張するといつも出ちゃう天龍源一郎出ちゃったぁー!」

「(苦笑)なんだよそれw」

「やっぱ帰ろ。。。」

「いやいやいや、ちょっと待てw(髪を乱暴に掴み引き留める)」

「えっ?ちょ?」

「聞きたいことあるならちゃんと聞いた方がいいぜ?」

「あ、はい。。。あのぉ、、、かっぱさんがどこに。。。」

「(返答するため大きく息を吸い込む)」

「いややっぱりなんでもないです。。。」

「いやいやいやおーい!!!」

「えっ、えっ?な、なんですか?!」

「おーれーだーよーーーう!!!!俺がかっぱさんだよぉーーーう!!!!」

「ええええええええぇーーーーーー!!!!!」

「いやフツー分かるだろ!こんな分かりやすくかっぱかっぱしてるかっぱいないだろ!もうわざとかと思ったよ!もうわざとかと思ったよーーー!!!!!」

「。。。あ、そうだ、かっぱさん、これをどうぞ!実家の畑で取れためちゃくちゃ新鮮で美味しいキュウリです!」

「いや無視すな!急に話を変えるな!しかもここに来るまで時間かかったんならもう新鮮じゃないだろ!ほらぁ~もう萎びてんじゃ~ん。」

「あぁ、ごめんなさい。。。で、でも、味は美味しいと思います!是非食べてください!」

「いや、あのさぁ、俺、キュウリ、嫌いなのよ」

「えっ?。。。でも、かっぱですよね?」

「あのさ、かっぱにも好き嫌いはあるのよ。みんながみんなキュウリ好きだと思わない方がいいよ」

「ご、ごめんなさい。。。でも、食べてみたら意外と美味しいかもしれませんよ!ほら、一口!」

「いやしつこいなw嫌いなもんは嫌いなの!」

「いやでも、年取ったら食の好みも変わるって言うじゃないですか?!だからほら、一口パクッと!」

「いや折れないねぇwそんな人間の常識通じるわけないでしょ、俺、かっぱなんだから。こっちはもう何百年も生きてんのよ。そん中でそんなやり取り何百回も経てきてんのね。そりゃ何度か挑戦したこともあったよ。でも無理だったんだよ。だから無理なんだよぉ!」

「。。。前回そのやり取りあったのいつですか?」

「えーと、20年前」

「じゃあ大丈夫になってるかもしれないですか!」

「いやだから無理なんだって!俺を誰だと思ってんだ!」

「えっ、誰なんですか?」

「(サングラスをずらし決め台詞)かっぱさんだぞっ(斉藤さんだぞっ風に)」

「あぁ、そうですか」

「。。。そーんなことより!悩みは何なんだよ!?」

「あそうだった!実はですね、僕、人見知りで勇気がないから自分から人に話しかけられないんです!話し掛けられたとしても全然話が続かないんです!だから友達がいないんです!どうしたらいいですか!?」

「。。。ふふふふふ。。。その悩みはもう克服されているはず。。。」

「え?」

「だって君は今こうやってこのかっぱさんと楽しい会話を楽しんでいるからねぇ!!!」

「はっ、、、かっぱさぁーーーーん!!!!!」

「そして何より君はこのかっぱさんともうすでに友達だからねぇーーーー!!!!!」

「かっ、かっぱさぁーーーーーん!!!!!!」

“暗転”

“明転”

“かっぱさんと子供が酒を飲んで賭け事をしている。あれから数十年。子供はもう子供ではない”


時の流れは早くて怖いねっ⭐︎


   #204 “コントシソージュンとコントシテーシュンによるコント#03 “本気目田(マジメダ)くんと槍子(ヤリコ)さん”

「はぁ~今日は本気目田くんとデートだぁ~楽しみだなぁ~♡」

「や、槍子さん!お、お迎えに上がり症の僕が頑張ってやって来ましたぁ!」

「え?」

「あぁー!やってしまったぁー!緊張し過ぎて変なことを言ってしまったぁー!もう一度家から出直して来ますねぇー!」

「い、いや、いいですよw そんなこと気にせずさっさとホテルに行きましょう♪」

「え?」

「あ。。あぁーー!!!やってしまったぁーー!!!ごめんなさぁーい!今のことは忘れてくださぁーい!!!」

「はーい!!!全身全霊で忘れさせていただきまーす!!!槍子さんがすぐホテル行きたがる尻軽女だってことは今すぐ忘れさせていただきまーす!!!」

「しゅん。。。ぐすん。。。」

「あっ!ああああああぁーーー!!!!ごめんなさぁーい!!!わざわざ言うことなかったですよねぇーー!!!あぁあああああぁーー!!!」

「。。。まぁ、いいですよ。気を取り直して、とりあえずあの喫茶店に入りましょう♪」

「はーい。(高いムカつく声で)」

「え?w」

「あ、え?何かおかしかったですか?」

「あ、えぇ、何か変な声が出てたような。。。」

「あ、すいません、無意識で。。。なにせ緊張しているもので。。。」

「そうですか。それなら仕方ないですね。じゃあ喫茶店に行きましょうか♪」

「はいー。(低くドスの効いた声で)」

「えwもうそれワザとですよね?w」

「え、あ、いや、違うんです。ホントに緊張しているだけなんです!」

「分かりました分かりましたwじゃあもう返事はしなくていいので喫茶店に行きましょう♪」

「はい。(普通の声で)」

「え?w。。。まぁいいかw」

(カランコロンカランドアを開ける)

「と、とりあえず、スッポンドリンク2つ!」

「え?w」

「あぁあああああぁ!!!!!」

「な、何か話さないと。。。あ、あのですね、この前、回転寿司屋さんでですね、変な黄色い塊に一粒のキャビアが乗った寿司を取ってた人がいたんですよぉ」

「は、はぁ。。。独特ですねw」

「あぁ。。。あああああぁ!!!会話に困って嘘をついてしまったぁー!!!」


二人はその日のうちに結婚しまして。


   #205 コントシソージュンとコントシテーシュンによるキングオブコント用コント “おばあちゃん“


「(鎌を持って農作業するおばあちゃん)」

「(そこへ一人の若者がやってきて)おじいちゃん、おじいちゃん」

「……」

「あれ?もしや……おばあちゃん?」

「はい?」

「ああ!やっぱり!失礼しましたあ!」

「(鎌を振り回しながら)いやいやいいんじゃよ」

「いやいや怒ってますよねぇ?!こわいこわいあぶないあぶない!」

「それよりどうしたぁ?」

「あ、ちょっと道に迷いましてぇ…」

「ほぉ、人生という道にかい?」

「そうなんですぅ……実はぁ……」

(とまぁ色々あって)

「(急にアドリブ風に)じゃあおばあちゃん、ギャグやって」

「(思わず噴き出す)こんなお年寄りにそんな台本にないこと言わんで欲しいなぁ~」

「なかやまきんに君風にね」

「(噴き出しながらも)おいわしの筋肉!午後も農作業できるのかい?!できないのかい?!どっちなんだい?!筋肉ルーレット、すたーつ!どぅどぅどぅどぅどぅどぅどぅ……できーる!」

「(何も言わずニヤニヤ見つめる)」

「それで張り切って鎌を振り上げて耕そうとするんだけどやらずに鎌捨ててにゃんこスターのアレをする」

「(テンション高く)やらなーい!!!」

(暗転)

(鎌を振り回しながらMC席へ)

「アホや(笑)いやぁ~どうでしたか?(浜田)」

「いゃあ~戦後の何もない時代から頑張ってきたかいがありましたなぁ~」

(浜田さんにツッこまれる)

「お前何年生まれや」

「平成3年うまれでござりまする」

(ぶったたかれる)

「それでは、得点の方、参りましょう」

(高得点が出る)

「高いやないかーい!(と言いながら浜田さんの頭を叩く。もし低得点でも低いやないかーい!と言いながらツッこむ)」


(見事決勝進出。そんな決勝戦のネタは、やっぱりおばあちゃん)


「(腰曲げてステージ上手から登場するもそのまま足早に下手へと消えてしまう)」

「(と同時に下手から二人目のおばあちゃん登場。足早に上手へと消えてしまう)」

「(袖から二人同時に登場。中央で出くわす)」

「あら、しばらくねぇ」

「ほんとしばらく」

「(鎌を相手に刺しながら)お孫さんお元気ぃ?」

「(鎌を相手に刺しながら)元気よ元気よぉ~元気があればなんでも出来るとかなんとか言ってプロのレスラーになったわよぉ~」

「あらまぁ~(興奮してめちゃくちゃ刺す)」

(とまぁ色々とあって)

準優勝。


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