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【エッセイ】3番目のサードプレイス

“サードプレイス”

それは、家や職場と異なる自分にとって
3番目の居心地がいい場所。

果たして、自分にとってその居心地がいい場所には
どのようなことが優先されるのであろうか。


俗にいうあの場所の場合


近所にスタバがまた新規オープンした。

“サードプレイス”なるものがまた増えたともいえる。

実際には今回分を入れると、
最初の“サードプレイス”としていたスタバから数えて、
3店舗目となる。

通える距離にあるそれぞれの3つのスタバが、
全て“サードプレイス”としての位置づけでいいのでは。
となりそうだが・・・

近所の3つのスタバで
今お気に入りの「コールドブリュー」
Tall(トール)サイズを飲みながら~
居心地のいい場所を確かめてみた。

<最初にオープンしたスタバの所感>


・3つのスタバの中で一番席数が少ない。
にぎわい感が一番ある。孤独感がない
・単独テーブル&座席少なく、つながりシートが多い
窓ガラスの面積は少ない。
・常に7割程度の席は埋まっている感じ。
・ドライブスルー有り。
ドライブスルー客が多い
・ドライブスルー客最優先感が出ている。
・店内ひとことで言うならイメージ
 「ショッピングセンター内のイートインコーナー

<2番目にオープンしたスタバの所感>


・エントランスからレジ迄の距離間に余裕有り。
・窓ガラスの面積が多く自然光が店内に広がる。
・単独テーブル&座席が多い。しかも低いタイプ
・ガラス越しに植栽が程よく観賞出来る。
・いつも4割程度な客数でゆったり感がある。
・スタッフの皆さんがみんな余裕感がある。
・ドライブスルー有り。
・店内もドライブスルーも平等な感じ。
・店内ひとことで言うならイメージ
 「TVCMに出てきそうな広いへーベルハウスフロア

<3番目にオープンしたスタバの所感>


・エントランスからレジ迄の距離間が一番長い。
天井が高く吹き抜け感がある。
・窓ガラスの面積も程よく配置されている。
・単独テーブル&座席が多い。しかも低いタイプ
・長テーブルゾーン、ソファーゾーン、2人想定
 テーブルゾーンの3区画がやんわりと配置
・ガラス越しの植栽が程よく店内の様子をガード
・3割程度な客数でゆったり感がある。
・店内テーブルを拭く作業はこまめに行っている。
・ドライブスルー有り。
・ドライブスルー客やや優先感が出ている。
・店内ひとことで言うならイメージ
 「長野の避暑地にある平屋のリゾートホテルのロビー

居心地のいい場所には何が?

おいしく+アルファ


3つスタバの中で最も、
いつもの「コールドブリュー」を
時間を気にせず美味しく飲めたのは、
<3番目にオープンしたスタバ>だった。

当日は、
窓際の低いタイプのソファーに腰掛けて飲んでいた。
(程よい客数につき、席の選択肢が広がって良い)
座ってあらためて気づいたが、
低いタイプのソファ―に座ると、天井の高さがより
高く感じられ抜け感がさらに実感出来た。
家と職場では実感出来ない非日常体験である。

フッと思う・・・
人は頭上の圧迫感に対して無意識ながらストレスを
感じているのかもしれない。


普通のお店なら・・・


お店にとっては、
常にお客様が満席で、適度に座席回転率が高い方が
収益視点で当然良い。

常に行列が続き、満席状態のお店は、
にぎわいがあって、明るくて、
その繁盛ぶりそのものが居心地がいい場所だと
感じることも当然ある。

おそらく


ここからは、あくまでも自身の推測ではあるが・・・

近所に3つ目のスタバがオープンした理由は、
スタバにとってのこだわり“サードプレイス”が
その出店エリアでの既存店だけでは実現しづらく
なったからではないだろうかと。

行列の出来るスタバよりも、
いつ来ても席にゆとりのあるスタバ
の為に。

そう考えると、
スタバの“サードプレイス”への並々ならぬ
一貫したパッションにただただ脱帽である。

以外にもそこには


今の私にとっての
“サードプレイス”には、

活気のあるにぎわい感よりも、

どうも、
頭上の解放感、天井高が優先されるようだ。



この週末は、

Tall(トール)から
Grande(グランデ)にして
その解放感を堪能したい。


by カツなう

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