【社説に対して】米大統領選/世界のリスクへの対処示せ

今日の社説 河北新報より

 11月の米大統領選は共和党の現職トランプ大統領(73)に、民主党重鎮で中道のバイデン前副大統領(77)が挑む構図が固まった。民主党候補指名を目指した左派サンダース上院議員(78)が選挙戦からの撤退を表明したからだ。
 これまで以上に世界の重要な岐路となる選挙になろう。トランプ氏が掲げる「自国第一」による分断が世界を侵食し、さらに進むのか、国際協調の新たな具体像を示すことができるのか。選挙戦で打ち出されるメッセージは一段と重みを増す。
 新型コロナウイルス感染拡大で世界経済と人々の暮らしは深刻な打撃を受けている。傷の深さは「(1930年代の)大恐慌以来の景気悪化」(国際通貨基金のゲオルギエワ専務理事)とも見込まれる。感染者数と死者が世界最多となった米国は、欧州とともに被害の中心となった。
 大統領選も一変した。米国で認められている戸別訪問や集会は思うようにできない。トランプ氏は好調な経済という「最強の手札」を失い、選挙戦の行方も予断を許さない状況になったといえる。
 バイデン氏は「最も勝てる候補」と、民主党候補の指名獲得を確実にした。だが不安材料は少なくない。最大の問題は足元にある。党の結束である。
 サンダース氏は民主党の指名争いで当初優位に立ち、存在感を示した。政策は国民皆保険制度や大学学費ローン債務帳消し、富裕層への増税など急進的で、若者らの熱狂的な支持を集めた。人気の背景には既存政治への失望があったと指摘されている。
 バイデン氏の強みは40年以上も立法・行政分野にいた経験と実績にある。政策も安定感があると評され、そのことが逆に「古い政治家」と捉えられ、サンダース氏支持層との溝を深めている。オバマ前大統領のような支持のうねりも今のところ見られない。
 共和党支持層の9割を固めるトランプ氏に対抗するには、中道と左派に二分されている民主党の亀裂を埋められるかどうかが焦点となる。
 トランプ氏とバイデン氏の直接対決を想定した世論調査では、全米の平均支持率でバイデン氏が6ポイントリードする。弱みを克服し勝利するには、国民の幅広い支持が鍵となるのはいうまでもない。
 パンデミック(世界的大流行)で世界の景色は変わった。国境が次々に封鎖される一方、他国に医療物資を届け、患者を移送する動きもある。国際協調の名の下で金融・経済対策、ワクチンや治療薬の研究開発も進む。
 「自国第一」だけでは乗り越えられない危機である。今後もある世界規模の経済危機はもちろん、地球環境問題も同じであろう。世界のリーダーを争う論戦で世界を覆うリスクにどう立ち向かい、備えるのかを語る責任が増した選挙戦である。

大統領選挙に思うこと

来たる11月3日はアメリカ大統領選挙だ。共和党はトランプ氏、民主党はバイデン氏。個人的に思っていることの一つにだいぶ高齢化したという印象だ。次の時代を引っ張るリーダーとしては70代過ぎでは???という感想だった。世界を牽引するリーダーも70代の時代。高齢化社会は世界的に問題となっているのかもしれない。

「自国第一主義」というのはある意味間違っていないのかもしれないと感じる時がある。なんせ守るべきは、その国の国民の生命財産であることは世界共通の認識。そこを厳かにしないと、自国の国民生活が他国に奪われかねない。だから、昔ながらの「アメリカ人」はトランプ氏を推すという傾向が一定数あるのは間違いないし、アイデンティティーなんだと思う。

しかしながら、「世界のリーダー」を自負するなら、目線は世界に向けないと「裸の王様」になりかねない。世界をまとめる力はトランプ氏が得意なポジショントークとはまた別な能力だ。

既存政治への絶望。。。。

今、アメリカでは若者を中心に「社会主義」思想が流行っている。冷戦前後生まれが影響しているそうだけど、昔のいわゆる「統治」する社会主義、言論統制や経済管理などの負のイメージではなく、社会に手厚い奉仕、平等な医療体制、健全な富野分配などの「正」イメージが強いからだ。

日本ではごく普通な「国民皆保険」は、アメリカ当時のオバマ政権の際に日本に習い医療保障改革を訴えれば、

オバマ政権による医療保障改革を社会主義的医療として、そしてオバマをレーニン(マルクス主義的社会主義者)やヒトラー(国家社会主義者)に並ぶ社会主義者(民主主義的社会主義者)であるとして、強く批判した。

とされたそうだ。(出典

こういった事情に昔ながらの「政治的抑圧」のように「新しい価値観」を「昔ながらの社会主義と同一視」することは社会問題の解決に進まないのではないか?と感じる。

そういった今の時代は「昔」と違うよ!という若者世代は、新しい価値観「新社会主義」の理解を示してくれる民主党の支持を集めてるのかもしれない。

「健全な懐疑心ではない、それは反知性主義だ」

最後に最近読んだ本がしっくりきたのでお勧めです。
全然、社説と変わるんですが、このコロナ問題でも所謂「専門家」「専門知識」を持った方々に噛み付いている方を見かけます。昔に比べ情報の窓は開かれたけど、その情報のソースを知らなかったり、フェイクニュースに気づかなかったり、グーグルの一番上をクリックして調べた気になっり、結果「自分が知識の宝庫と感違う」人が多くなった。その知識は公益性を高め社会を前に進めているものか?自分の意見に正しい情報しか集めない「確証バイアス」に踊らされてないか。具体例を上げ、現代社会が「これからの民主主義」にどう向き合うか、警鐘を慣らした本。

自粛期間にもってこいの本でした(自戒を込めて)

以下、参考。


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