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読書は場所を選ばない

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

先日の東京読書倶楽部の読書会にて、どこで本を読むのが最高かという話になった。カフェに行くとか、お風呂に浸かりながらとか、何だかんだ自室が一番捗るなど、様々であった。

読書は場所を選ばない。場所を選ばないからこそ、読書するのに最適な場所を探そうとする人は多い。

例えば「読書 喫茶店 都内」や「ゆっくり読書ができるカフェ」など、一度は検索した人も多いのではなかろうか。

最近はブックカフェや読書に特化した喫茶店もあって、都会の喧騒から離れて、ゆっくり本を読む機会が欲しているのかもしれない。

もちろん、そういうブックカフェに行くのもいいけれども、周りを気にしなければ、案外どこでも本は読める。

私の場合、居酒屋とかでも普通に本を読んでいる。気が散らないの?と聞かれることもあるけれども、あんまり気にならない。

逆に店主が話したがりのお店だと、気が引けちゃう。ずっと本を読んでいるから話しづらいだろうなという感覚は、こちらも感じ取ってはいる。でも他にすることないし……。

今くらいの温かい気候ならば、文字通りお外で本を読むのも良い。

連休中は、吉祥寺の井の頭公園や、池袋の南池袋公園のベンチで本を読んでいた。コンビニでコーヒーを買っておくと、なお良き。

むしろ、これから夏になるとお外に出るのも億劫になる。命がけで外で本を読む気は流石にない。だから今くらいの気候がちょうどいい。

あとは旅先での読書も一興である。京都の鴨川沿いにて、等間隔に並んだアベックに混じって缶ビール片手に本を読む。これも最高だね。

旅先にふさわしい本を持参するのもあり(京都なら森見登美彦や万城目学とか)だが、旅先の書店にて、その地域にゆかりのある文豪の作品や背景に触れるのもまた良き。

長距離移動時も絶好の読書タイム。去年、電車で箱根方面へ出掛けたときも、レイモンド・チャンドラーの「ロング・グッドバイ」を読みふけった。

初めて夜行バスに乗った時は、移動中も本が読めるかなと思ったけれども、消灯時間になるとそれどころじゃなくて、流石に寝ているが。やっぱり新幹線が一番楽ね。未だに飛行機は緊張しちゃうし。

あとはシンプルに図書館。雑音がない分読書に集中できるし、周りも本を読んでいる人しかいなから落ち着く。

ただ都内の図書館は席を借りるのも時間制で、長居はできないのがちょっと残念。と言っても、一日過ごせるほど読書できるほどの集中力はないが。

そうなると、自室で本を読むのが、結局落ち着く感じはする。

お外だとどうしても、荷物や席の確保の心配がある。一人だとトイレから帰った後に席がなくなっていることもある(一人だからそこまで困りもしないが)。

ちょっと高いお菓子とか買っちゃって、ハンドドリップで珈琲を淹れて、好きなCDを流して本を読み耽る。こういうのでいいんですよ。

読書に最適な空間は自分で作る。いつの日か書斎を持ちたい自称読書家なり。それではまた次回!

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