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【小江戸川越】俳句散歩(ことだまこ)

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川越を暮らしながら、春夏秋冬の風景やお店や人で俳句を詠んでいます。お散歩しながらの吟行を日々詠みます。
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2018年10月の記事一覧

秋箒ホップスパイスレレレノレ

秋箒ホップスパイスレレレノレ

レレレノレコード (川越) ずうっと、カレーを食べに伺いたかったお店へ。川越観光の中心、蓮馨寺向かいのカドの個性的な建物が、「レレレノレコード」さんです。

ランチもあるけど私は夜の雰囲気がおススメ。コエドビール「毬花(マリハナ)」を呑みながらマスター大ちゃんの笑顔に癒されているうちに、はじめてなのに懐かしさを感じる不思議空間なのです。

こだわりのスパイスでつくるオリジナルカレーは、ラ

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和紙あかり幾何学模様のまるい月

和紙あかり幾何学模様のまるい月

ミウラ折りと小川の和紙による光のアート展(アトレマルヒロ)「ミウラ折り」って、聞きなれない言葉。JAXAの三浦光亮(みうらこうりょう)博士が、1970年代に紙筒を縦からぐしゃと潰した時の皺に規則性があると考えて、「ミウラ折り」が生まれました。

なんと、人工衛星の太陽光パネルから、携帯地図まで、建築物にも応用されている凄いミウラ折り。10月20日から25日まで、川越アトレマルヒロでの展示は、ア

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よく噛めば笑顔ほころぶ胡桃パン

よく噛めば笑顔ほころぶ胡桃パン

BREDMAN(ブレッドマン) 川越パンマルシェでも人気の、6年目を迎える川越のベーカリー。武州ガスの隣で普段通らない道にあることもあってなかなか伺えませんでしたが、お店の場所を知ってからというもの、すっかりハマってしまいました。

小さなお店なので、パンの売り場よりも大きなオーブンが目立ちます。季節のパン、特にハマったのはイチヂクと胡桃のパン(3枚240円)は焼きたてはもちろん、帰り道に歩

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秋祭り十九の山車で祈り曳く

秋祭り十九の山車で祈り曳く

川越まつり2018 2018年の川越まつりは、10月20日土曜日、21日日曜日の二日間開催。川越氷川神社の神幸祭がその始まりで、慶安元年(1648)に川越城主松平伊豆守信綱が、川越氷川神社に神輿などを寄進したことから始まりました。

今年は寄進から370年の節目となる年。平成17年(2005)に、「川越氷川祭の山車行事」が国指定重要無形民俗文化財、平成28年(2016)に33件の祭礼がユネス

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眼つむれば稲こき唄を感じけり

眼つむれば稲こき唄を感じけり

濯紫公園 川越(たくしこうえん) 新河岸川沿いにある、広く美しい公園。菓子屋横丁から石原宿に近く、何度も川越に訪れている人に特におススメの休憩スペースです。

柳沢吉保の家臣、山東小市郎の別荘「濯紫園」という庭園がありました。その後水車が
つくられましたが、農家から住宅地へ移り変わる時代の流れで、取り壊されて現在の親水公園となりました。

現在も赤間川の灯籠流しが行われる美しい場所。目を

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