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【商品開発の舞台裏!】無印良品のIDEA PARK

こんにちは!
川江光です!

今回のブログでは顧客の意見を活用して商品開発に繋げる「コミュニティマーケティング」について取り上げたいと思います。

①コミュニティマーケティングとは?

コミュニティマーケティングとは、企業と顧客が交流できる場を活用して、そこから生まれる意見やアイデアを商品やサービスの向上に活かすマーケティング方法です。

メリットとしては以下があります。
・顧客の声を直接聞ける
顧客からの本音やアイデアを直接収集し、それをもとに商品やサービス向上に繋げる事が出来る。
・顧客との強固な関係構築
顧客との信頼関係を築き、つながりを深める事が出来る。

直接顧客の声を聞くことで、より効果的な商品開発が可能となり、関係性も一層深まります。
今回はコミュニティマーケティングの活用で興味を持った、無印良品の「IDEA PARK」について取り上げたいと思います。

②無印良品の「IDEA PARK」

無印良品は「IDEA PARK」というコミュニティを通じて、顧客との情報共有や交流で商品開発に活かしています。

例えば、「スリッパ」の改善プロジェクトでは、顧客のスリッパに対する好みや利用シーンに関するアンケートを実施し、デジタル技術で歩行時の動きを計測。
そのデータをもとに何度も試作を重ね、実際に顧客が試用した後、ようやく改善を重ねフィット感抜群のスリッパが完成しています。

他にもリュックの見直しなどテーマを絞ったアンケート調査があり、商品やサービスに対する顧客からのアイデアや要望を募集し、それに対する投票やコメントを通じて製品開発やサービス改善に活かす取り組みが行われています。

IDEA PARKを通じて商品開発の裏側を知る事ができ、実際に使ってみたいと、普段並べられている商品により興味を持ちます。

提案したアイデアが採用された顧客にはMUJIマイルが付与されるなどの特典も提供されるようで、無印良品の商品開発やサービス改善に積極的に参加したい顧客にとって、とても興味深い取り組みと言えます。(詳しくはこちら

③まとめ

今回は無印の「IDEA PARK」ついてご紹介しました。
商品やサービスをより良くするために、顧客と協力して作り上げるマーケティングがとても魅力的だと感じます。
今後も気になったコミュニティマーケティングがあればご紹介していきたいと思います。


以上
川江光

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