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#011 映画「CHEF」のマーティンについて酒を飲み交わしたい

ついにきました。この映画について語る時が・・・
何回も見て、何回も鳥肌が立つこの作品。「CHEF」です。人生において一度は感想を書き起こしてみたいと思った映画です(なんじゃそりゃ。笑)

一応あらすじを書きますが、私が今回語りたい人物、シーンはサイドストーリーなのでほとんど載っていません。もっと言えば、私の文章力で彼の良さについて伝えることができるのか自信がないので、彼について知りたい場合はぜひ作品の方を見ていただきたいです。この作品をすでに見たことのある方で共感できる内容の方がいらっしゃれば、ぜひお酒を飲みながら語り合いたいです。



あらすじ(公式)

ロサンゼルスにある一流レストランの<総料理長>カール・キャスパーは、メニューにあれこれと口出しするオーナーと対立し、突然店を辞めてしまう。次の仕事を探さなければならない時にマイアミに行った彼は、絶品のキューバサンドイッチと出逢う。その美味しさで人々に喜んでもらう為に、移動販売を始めることに。譲り受けたボロボロのフードトラックを改装し、マイアミ~ニュー・オリンズ~オースティン~ロサンゼルスまで究極のキューバサンドイッチを作り、売る旅がスタートした―。

https://filmarks.com/movies/58614

あらすじ(勝手に簡略化シリーズ)

SNSに疎い料理人が炎上してしまい、レストランを追放されます。しかし、前妻のつながりでフードトラックを譲ってもらい、フードトラックを始めて全米を巡ります。

自分

今回私が伝えた人物は大筋のストーリーには出てこないので、あらすじの説明はこれくらいのシンプルさで十分です。

登場人物①:カール・キャスパー(総料理長)

この作品の主人公はこの人物です。カール・キャスパー。この役者さんは実はこの映画の脚本を書いていたりします。彼は、レストランのトップ料理人で、精力的にメニューを日々開発していて、めちゃめちゃ美味しそうなパスタを作ったりします。この作品に出てくる料理は全部食べてみたいです。

登場人物②:ラムジー(料理ブロガー)

料理ブロガーのラムジーは、この作品のヴィランの一人です。彼は料理ブロガーとしては着目度が高く、彼のブログの閲覧者は相当数います。ある日、キャスパーのレストランに対して、酷評をブログに掲載してしまいます。ブログを読んで大きなショックを受けたキャスパーは、ラムジーに対してひっどい下ネタ含みのコメントをDMだと思って投稿してしまいます。

これが大炎上!!

キャスパーは、Twitter上で一躍有名になります。ブログで酷評されたことに対して腹を立てていたので、「新作の創作料理をもう一度食べにこいよ」とラムジーを誘います。

登場人物③:リーバ(レストランのオーナー)

この映画のヴィランの一人。レストランのオーナーのリーバ。ダスティンホフマンが悪役を見事に演じています。端的にいうと、彼は頑固ジジイです。決められたメニューを提供していれば繁盛するという保守派で、キャスパーが日々研究する新作の創作料理をお客さんに出そうとするのをオーナー権限で断固拒否します。この時点でレストランは内部崩壊気味。

「もう一度食べにこい」と言われたラムジーは新作料理を期待してレストランに足を運びますが、まさかの「前回酷評したのと全く同じ料理」を提供される屈辱的な体験をします。

キャスパーはオーナーと大喧嘩をしており、すでにクビ。しかも、SNSで大炎上しているので誰も彼を雇ってはくれません。キャスパーは苦境に立たされます

登場人物④:マーティン(シェフ)

IMDB

ようやく来ました。私の推しのメンバー、マーティン。彼は総料理長キャスパーを慕っています。キャスパーがオーナーと大喧嘩して店を出ていく決断をした時、マーティンは一緒に出て行こうとしました

このシーンがまず胸が熱いシーンでした。大体みんな自分が1番大事です。いくら慕っているとはいえリーダーがクビになった時、自分も一緒にクビになるのは嫌です。自分の生活があるし、自分のことを考えるとあんまりメリットのある選択ではありません。

しかし、マーティンはキャスパーについて行こうとします。キャスパーはマーティンのことを思って、「お前はのこれ」と説得してこのシーンは終わります。こういう上司と部下の関係、ほっこりしました。

※私は昔から献身シーンに感動しがちで、ベイマックスが自分と引き換えに少年を救ったシーンとかも涙がボロボロ流れました。

まだ終わりません、マーティンの良いところ

キャスパーは、元奥さんのつてでフードトラックを入手します。そこで、息子と一緒に全米を巡って、キューバサンドを売ることを決意します。

そこで、マーティンはなんと仕事を辞めてフードトラックの助手を申し出ます。これが今回の感動シーン。自分の仕事を辞めて誰かの成功するか分からない仕事に参画するのってアツい。

  • 仕事(自分の安定)を捨て去るという決断

  • それほど誰かを慕っているということ。その人に「賭ける」という決断

  • それほど誰かに慕ってもらっているということ

冷静に、自分が仕事を辞めた時に誰かついてきてくれるなんてことはありうるのでしょうか?

ベンチャーの創業ストーリーでは結構あるあるのパターンだとは思います。今自分の周りにそういう人はきっといないですが、そういうリーダーに将来なりたいなとは思いました。人望の一言に尽きる。引き寄せの法則的には、目標を認知したので、あとは日頃実現のための行動を積み重ねていくことが必要。そこまで日頃誰かを大事にしているか。キャスパーの人望も、マーティンの決断も両方すごい。


🍺マーティンについて語り合いたい🍺

チェフのマーティンは当面私の1番の推しキャラクターですので、マーティンについて共感したい方はぜひコメントください。もしくは飲みに行きたいですね。今回の記事ではとても語りきれませんでしたが、キャスパーの元奥さんのイネズのサポートとか、キャスパーの息子パーシーの可愛さとか、イネズの元旦那のロバート・ダウニーJrの癖とか、まだまだ面白い話はたくさんあります。

この作品は知名度ゼロのフードトラックをキャスパー少年の巧みなマーケティング戦略によって大人気を博するのですが、広告戦略の観点で干渉してももしかしたら面白いかもしれません。

お時間ある際にぜひ作品の方チェックしてみてください。

おしまい!




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