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その仕事に資格は必要?

目指す職業や、キャリアを目指す上で資格をとろうとおもうことがあります。もちろん、その資格がなければその職業になれないのであれば、当然資格取得が必須となるわけですが、これからお話するのはそれとは別のお話です。

学びの最終ゴールがどこにあるか見極めるべき

たとえば私はフードスタイストという肩書で仕事をしていますが、この職業自体には厳密にいえば資格は必要ありません。
国家資格である調理師免許はあるにこしたことはありませんが、
なくても仕事はできます。
また、管理栄養士という資格があれば、栄養指導を行うことができますし、飲食店を経営したいなら、食品衛生責任者の設置が義務付けられていますのでこちらは、マストでとらなければなりません。
わたしは、仕事で栄養指導に関わることがありませんので、管理栄養士資格を取得していませんが、飲食店の経営コンサルタントをおこなっていることもあり、食品衛生責任者資格は保持しています。
つまり、学びの最終ゴールがどこにあるか見極めるべきであり、それによって必要な資格をとるのがいいのでは?と考えます。




資格を取得することは一種の通過点にすぎない


よく、自身のキャリアチェンジやステップアップのために最初のとっかかりとして資格取得にはしる人がいます。資格を取得する行為自体は否定はしませんが、結局資格を取るだけで、その後のアクションが起こせない人が多いです。
資格を取ることがゴールになってしまうと、そこで満足してしまい、そこからその先のゴールが描けないまま結局本当に叶えたかった夢やキャリアのゴールに届かないまま終わってしまうことも多々あります。
そもそも資格を取ること自体がゴールだと、目的が自分のためであるため資格取得自体も相当自分を律しないと、働きながらの勉強自体が続かないです。
資格取得自体がゴールではなく、その先のキャリアビジョンや明確なゴール設定が必要なのではないでしょうか?


社会人の学びは資格も大事だけど資格だけが学びのツールではない


もう一つ、学びの方法として、資格取得だけではない学びの方法はいくらでもあります。
例えば、その道のプロに話を聞く(もちろんタダで聞くと相手に失礼ですし、タダ聞きは絶対に自分の身につかないので、お勉強代はしっかり払ってください。)、その分野の本を片っ端から読む、弟子入りする、その業界のお客さんになってサービスを体験してみる・・・等学びの方法はいろいろです。
どれが正解か、なのかは、結果的に自分が描きたいゴールにたどりつくことで後付で正解にしていけばいいのではないでしょうか?


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