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不安が止まらないなら

わたしは楽天的なところもあるけれど、

一度ネガティブスイッチが入ると、それこそ飴をなめるように何度も何度もネガティブな想像をしては、「あぁ、どうしよう」「あの人のせいだ」と自分や人を責めたり、悪い想像ばかりしていました。



不安が止まらない。

ネガティブの波が次々と押し寄せてくるのです。



止まらないのは、思考の癖なのですよね。

人は習慣の生き物ですから、なんとなく通り慣れた道を通るし、何も考えなくても歯を磨いたりとか身支度したりできるし、何度も作っている料理はいつものやり方がある。



それは思考にも言えます。



ある思考のパターンに入ると、

だからわたしはうまく行かない、どうせダメだよね、

きっとこうなるに決まってる・・・、というネガティブコースへまっしぐら。



このパターンを続けている以上、

また同じような現実を味わうことになります。

いつまでたっても、ネガティブスパイラルからは抜け出せない。



一難去って、また一難。

「渡る世間は鬼ばかり」のテーマソングが流れてきそうです。



・・・

そういえば、社会派ブログで有名なちきりんさんの名言がありましたね。


「『愚痴を言う』『他人を妬む』『誰かに評価して欲しいと願う』……人生をムダにしたければ、この3つをどうぞ」

『多眼思考』

時間は有限です。

時間は何ものにもかえがたい、と知ってるはずなのに、

ムダなことに時間を使っているなんて、本当にムダ以外の何物でもありません笑



以前、こんな事がありました。



仕事の合間にカフェに行ったときのことです。

考え事をしながらソファ席に座っていました。



「あれ?ない?」

ふとコーヒーを飲もうと思ったら、カップが空になっていたのです。



・・・あの件、うまくいかなかったらどうしようとか

・・・あの人、怒ってないかな、とか

起こってもいないことを想像しては、「どうしようどうしよう」とモンモン思考に気を取られ、



コーヒーを味わうこともなく、

ただただ口に流し込んで

いつのまにか空になったことも気づかず、また飲もうと手を伸ばしていたのです。



せっかくのコーヒータイムなのに!

なんとアホなことをやってたのでしょう。




これだと、ただモンモンしにカフェに来ただけです。




その瞬間、ものすごくムダなことをやっていたと

心底アホらしくなりました。




美味しいコーヒーを飲んで、

空間を楽しんで、なりたい未来を想像して、

ホッとするひとときのためにカフェに来たはずなのに。




そんなときこそ、チャンスです。

いまが、新たな思考パターンを創るときなのです。




モンモンや、不安が止まらないときは、自分に問いかけてください。




「モンモンしたい?それ必要?」




必要ない?じゃぁ、サヨウナラ。

と手放して、新たな思考パターンを創りましょう。




たとえば目の前のコーヒータイムを楽しむとか、

美味しいもの食べたいなぁとか、こんなとこ行きたい、あんな本読みたいなとか。




今この時をよいものにする、という時間の積み重ねのほうが、

よい人生が送れそうですね。




少なくとも、モンモンよりもよっぽどいい。

まわりの人だって、いつも愚痴っぽくモンモンしている人よりも、

明るく、未来へ向かっている人に魅力を感じるでしょう。




そうそう、思考パターンは長年使っていればいるほど、

立ち止まるスキもなく、まっしぐら。




1回や2回、新たな道を選んだところで、習慣にはなりません。

またすぐ、”今までの”やり方へ戻ろうとしてしまいます。



だから、新たなパターンが習慣になるまでは、

何度でも、”決める”必要があります。




わたしは、モンモンするのをやめた!

時間は、なりたい未来のために使う!




こう宣言してみましょう。

何度も何度も繰り返し言うことで、ちょっとずつ染み込んできます。



歩いたことのない道は、けもの道。

草は茂り、どこが道なのかもよく分からない。



何度も何度も繰り返し通ることで、地面が見えてきてようやく道になります。



道になるまで、何度でも決めて、何度でも宣言しましょう。

きっと、いつか道になります。



必要ない思考とは、サヨウナラ。

新たな思考パターンを創りましょう。



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