マガジンのカバー画像

現代詩【大学生】

17
4年間で色々と感じたものを言葉にし尽くしたぜーい!!!!!!フゥー!!!
運営しているクリエイター

記事一覧

基本的にぐにゃる

最近は基本的にぐにゃってます

人間関係がぐにゃってる
見えなさすぎて
入り込みすぎて
人脈は何もしなくても勝手に広がるし
何かしたらよく分からないところで無限に広がっていくし

勝手に増えていくし
勝手に消えていくし

わたしの意志の9割は通用しない

消えてほしいと思ったことは1回もないけど
消えていくものや
悪い意味でぐにゃってるものや
儚いものを
繋ぎ止めておくだけの気力がなかったからね

もっとみる

パーフェクト駄目人間

一日の半分こ
寝ちゃってるんだってさ
デジタル時計がそのカクカクした文字で知らせてくれる

知らせる時間さえなければ
今の現実は一旦置いておいて
23時に寝て7時起きたってことにも出来ちゃうのに
そういう設定で起きとけるのに

学校もないんだし
あったとしてもリモートだから始まる寸前に起きればいいんだし

明日も明後日もパーフェクトに駄目人間
わたしは午後を生きている
それだけで十分でしょ

大雪

もっとみる

両手に華

ただの繰り返すだけ
やりたかった夢を手に入れたら
それを繰り返すだけになっていた

あれがしたい

それもしたい
これがほしい
どれもほしい

いくら手にしたところで当たり前の一部が増えていくだけで
だんだんマンネリ化してつまらなくなっていく

やりたくないことはその場しのぎで終わるのに
自分から始めてしまったことは
意味もなく続けられてしまうし

やりかったことがやりたくないことに
変化していく

もっとみる

バイトモダチ

バイトと友達ってよく似てる
時間が近づけば
近づくほど行きたくなくなる

部屋の片付けしてる直後だと
ほんとに地獄みたいな
感情になる

バイトと友達ってよく似てる
時間が引き伸びれば
引き伸びるほど
憂鬱な時間も
引き伸びる

時間をもっと
じぶんにほしい
あんま縛らないで

逆に私も友達を縛ってて、私も私は縛ってて。

そうなんだね。

2019.01

わけわかめ

いいニュースが
悪いニュースになった

いい言葉や
どんなに響く音楽を
いわれたって

ぜんぶ魂なんて
全くみえない
どうせ肉体だけの
言葉でしかないんでしょ

どうやって
どのタイミングで
そうやって
降ってきたのか

それとも
考えに考えて
身体中から絞り出したのか

そのうわべだけの完成された
パフォーマンスだけ
見せられても
困るんだけど

めんどくさいから
そこまで深追いする必要もしない

もっとみる

かぜひきぴーぴー

昔の風邪は飴玉ひとつで治ったのに
現代の風邪は一味ちがうみたい

進化したウイルスは
わたしの指先のなかで
誰とたたかってるんだろう

なにしてるんだろう
なにがしたいんだろう

だれがどこで
いつなにしてんだろう
なんの意味をなしてんだろう
果たしてあれが
風邪をひいたということならば
いまはなにしてるんだろう
生み出してんだろう
無意味な芸術作品による
戒めだと言うのなら
さっさと高熱が出ちゃ

もっとみる

君と付き合うことができるなら

君と付き合うことができるなら
恋人どおしだなんて言わない
対等な関係なんて望まない
君のひっつき虫で
君がひっつかれニートでいてくれて
構わない

(2017年9月24日)

隠ぺい大作戦

証拠隠滅のために
買ってきた花を
また自分でその証拠を
もっかい
揉み消しちゃうみたいな

そんな日々を送っては
もうお返しがきかないくらいに
なくしちゃっててね

停車駅のサバを読んで
自分の距離がさらにちかいんだと
強調してみたい
足掻いてみたかった
そりゃそうだった

どうせ時刻は変わらないのに
それをまた
誤魔化すみたいな
使い方を
公共交通機関がされるようになったのなら

トリ月

別にきみのこと好きじゃないけど
顔みると気持ち悪いって思うし
目つきも
自分を見る目もその全部が気持ち悪いんだ
気持ち悪くて気色悪くて体に悪い

長所は刀を持っていないことくらいで

なのになんで付き合ったのか
ことわる理由がなかったからだ

とりあえず付き合ってみたんだ
そうしてしまったんだ

と言われてしまった
と言われてしまった

言わせてしまった

自分自身が自分自身にそう言われてしまった

もっとみる

おいしい匂いがする

ただ焼きたての匂いがする

その匂いが自分に

スポットライトがあたったとき

それは何年か前の誕生日

それに似た記憶はあるけれど

それそのものの記憶は

もうそこでしかないけど

写真のアルバムも

どっかいってしまったけれど

2018.11.09

最近は雨が多い

断りの電話を入れて
とりあえず
車を走らせる
誰かに会えないかな
そんなことを考えても
ツテなんてない
夕方5時までなんにもない

どうして同じ系統の
気持ちのときに限って
雨のなか
その景色はとてもよく似ている
不便さを感じるほどじゃないけど

どっか停車して
1人でお弁当を
食べようか

ほんとは家にいたい
なんにもしたくない
でもいたくない
いれない
自分は空気が違うから

自分の家じゃない

もっとみる

ぬりぃんだよ

わたしの真上で
目指すべき真上なんて
ひとつもみえない
だれにも
なりたくなんてない
ぬるいことやってんじゃねぇよ

横に並ぶ応援者なんて
ひとりもいない
だれも信用しちゃいない

どうせ片手間なんだ
片手間なら片手間らしく

片手間を演じたところで

どうせ真正面には
家族くらいしかいなくて
信用できるものもすべて

口だけなんて
そんなのは
辞めたがまし

辞めちゃえ 辞めちゃえ

そんな不本

もっとみる

「ズレてる」って

被りたくない

そんな感性に
完成されたくない

ズレてるリストに
全てあてはまってしまうみたいな

完成された
ものなんて
一周まわって
常識びとだ
びとびとびとって
声がする
「ズレてる」なんて
世界規模の連中が
ひとくくりに言ってくんじゃねぇ
しらねぇよばぁーかっ
ばーかばーかばーかぁああ

振り切られときたい

いっときの気分で
将来を
棒に振ってみたくなる

きっと今までも振ってきたこと
あったのかもしれない

でもこんなに
総合的に見たら楽しい
今が
充実してるんだから

それはやめとけって
経験者は語るかも
しれないけれど

それを経験してるからって
後世の失敗を
奪ってしまうのは
ちょっとだけズルいって