やっと前向きになれてきた

 どうにも気が滅入るのは困ったものだ。

 ある方のコメントにも書いたのだけど、自分が人を元気付けようとして、余計なお世話を書いたりすると、自己主張が強くなる。自己主張が強くなると、文章って気持ちが一方通行だから、押しつけがましくなっちゃう。エラソーだったな私。何がわかってるんだよ私。なんて、いちいち反省会を始めてしまう。
 誰かが自分のことを書いているわけではないかもしれないのに、「こういう文はイヤだ」みたいな記事に、いちいち「私、そういうところある」と意識過剰になって落ち込む。
 これが一番大きかった。私の記事は書いていて意味があるのか。普段の私の考えだと、そんなの構わないのに。意味があるとかないとかじゃなく、単に書きたい気持ちと、人の記事も読みたい気持ち。なのに。疲れているとそうは思えなくなってしまう。

 そうやって底なし沼にハマってしまい、どろどろの足もとから足が抜けずに、這い上がろうともがけばもがくほど深みに入っていく。悪循環がひどい。

 そんなことばかりつらつら考えていたら、駐車券をなくしてしまい、余計なお金を払う羽目になり、さらに気持ちが落ち込んだ。いつもなら「あ~あ」って笑って済ませたのかもしれないなあ。

 お気に入りの方たちがnoteから去ってしまうことも、やっぱり寂しくてならず、また何とかつながっている方たちも離れ始めたり、自分が拒否されている気がしたり、なんだろうこのしんどさ。いつかこの先にある別れを考えたって仕方ないのに。でも勝手に想像して悲しくなる。

 どうってことないはずの、気まぐれで書いたはずの応募記事も、ことごとくうまくいかない。「書きたい」気持ちと、気まぐれだから「大して響かない」薄っぺらい自分と、「いや、周りの記事が響くんだ」と周りを凄いなーと思う自分の気持ちとで……ああもうなんだか書いていて暗い!!


 ちょっと書いてスッキリ。
 こんなモソモソした、読んでいても暗くなるような文を読ませてしまってそれも申し訳ない。


 10月に入ると、いつも、年末までビックリするくらい、あっという間。
 しなきゃならないことなんてないはずなのに、いや、でも、やっぱり冬が来るまでにしなくちゃならないことってある。
 雪が降るからそれまでに植木を囲わなくちゃとか、他にも雪が降るまでにしなくちゃならないことがある。庭のこと、家の周りのこと、家の中のこと。クリスマスに向けてとかもある。私は数年前から親戚以外には年賀状をやめたから、ホリデーカード(クリスマスカード)を限られた人に書いている。これはもう趣味で。スケジュールもいまだにアナログで、夫のは共有してくれているのに、パソコンにて確認するのは夫のスケジュールばかり。自分のは毎年スケジュール帳を買ってあれやこれやと書き込む。おせち料理の手配とか、メニューや材料を決めるとか、衣替えとか、年末調整のこととか、いわゆる「名もなき家事」が目白押し。日常以外が気忙しくて、気が付けばだいたいコタツに入って「ああ今年も終わる」とか大晦日にテレビを観ているのだ。


 今年はそれに加えて息子の受験。

 わーーん、皆さん聞いて~! 息子が受験だよう!
 季節が巡ってほしくない年なんて、初めてかもしれないよう!
 でも夢に向かって頑張る息子を全力で応援して、精一杯の笑顔と爽やかさで背中を押すんだよう!

 心は寂しがっているのにだ、よう!!

 ……。
「ですよ。(お笑い芸人)」みたいになっちゃった。

 息子の旅立ちについては、きっと今後また書いていくんだろう。これについても、書きたいことがたくさんある。たくさんあるのに、感情が漠然としているから、なかなか書き出せずにもいる。

 更年期症状に苦しんできた約2年間だったけど、最近、時々身体が元気な日も出てきて、すごくありがたくて嬉しい反面、そうなると、元気な日が2日でも連続であれば、「あれ。私、何もしてなくて良いんだろうか」って焦る気持ちも出てくる。
 まだ体調の波があるから油断はできないけど、でも動け始めたのにまだ何にもしていない自分に焦る。こんなに何もしていない私はダメなんじゃないかって。
 
 ダメ出しはしたくない、しなくて良い、しない方が良いってわかっているのに、ダメ出しがうっかり始まるともう止まらない。「また始まったぞ」って思えば良いってアドバイスをいただいたことがあるけど、その俯瞰する力がまだ足りないみたいだ。っていうダメ出しまで入ってくる。

 ひー。

 そんなで更新頻度が落ちていた。
 本当は書きたいことが山のようにあって「書きたい!!」もたまって早く書いてしまいたい苦しい気持ちと、気分が沈みがちで「書く気分にならない」気持ちとが交代で私の頭の中を占領する。

 ちょっと休めば良いんだろうに。

 ……なんて、痛々しい自分にまたダメ出ししそう。
 だって本当は休みたくないのだ。

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 何日か前から昨日にかけて書いた文でした。

 書いて載せられるようになってきたのは、元気になってきた証拠です。苦しかった10日間ほどから、ようやく気持ちが復活してきました。多分、皆さんのを読めるようになってきたからだと思います。
 読めるようになると、多彩な考え方に触れて、「ここで書いていても大丈夫なんだ」って感覚になれる時がちょこちょこと出てくるんですよね。一つの気持ちで凝り固まっている時は、読む元気すらなくなってきてたくさん読めなくなります。でも少しずつでも元気が出てきて、ちゃんと読み始められるようになると、安全な場所で正直な気持ちを打ち明ける気持ちになります。そしてコメントなどで心を開き合ってやり取りできると、好循環が生まれます。

 悪循環の時ってうまくいかないものですよね。全部が否定的に思える。
 ここから救い出してくれたのは、ここでの皆さんの言葉でした。サポートやその時の温かくて嬉しい言葉、コメントでの受け入れてくれた言葉の数々です。言葉を交わして下った方々、本当にありがとうございます。正直で率直なnote記事の幾つかにも励まされました。

 中でも、「誰一人傷つけない文章を考えていたら何も書けなくなる」

 って知っていたけど、今、改めてありがたい言葉です。本当にそう。傷つけることを申し訳なく思って、哀しみに沈んでいたら、なんにも書けなくなっちゃう。わかっていても、何度も繰り返し言い聞かせないと、ウッカリぞんざいにしてしまう気持ちや言葉ってありますね。

 書きたいこと、また少しずつ自分のペースで書いていきたいと思います。
 いつも読んで下さる方々も、それだけですごーく励まされています。顔見せてくれて良かった、って安心もします。私もその気持ちを分けていきたいな。


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読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。