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やる気を追いかけるより、使命感を求めて

 やらねばならないことがある。しかしやる気が出ない。そういう時にやる気を出そうとするのは無駄である。なぜならやる気は、人を働かせないからだ。つまりそのような場合、モチベーションの低下が問題ではないということだからである。
 モチベーションを上げたり、維持したりすることは、私達が何かを為すのにとても大切だとされている。そしてそれは正しく、モチベーションがなければ物事を進めようと思えないのは事実だ。
 でもそれが全てではないし、実のところ大きいわけでもない。私達が「よし、やろう」となるのには、また別の感覚が大切になってくる。

 それは使命感だ。使命感。「やろう」では済まない「やらねば」という燃える心。それこそ、私達の重たい足を前に進ませる感情であり、やる気という不確かで、いつまで待てばわいてくるのかわからないものよりも確実に、物事を為すのに役立つ。
 やらねばならないことが大きければ大きいほど、やるきではなく使命感が必要になる。だからやる気を出そうとするのではなく、使命感を見つけることが大切だ。

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