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完璧を求め、人の心は悪となる

 不幸は完璧を求めることで訪れる。
 不満は完全を望もうとして抱かれる。
 誰も、どうあっても絶対的なものはないとわかっているが、それでも理想を追いかけてやまない。どんな人も、仮にそれが無駄だと知っていても、期待を込めて生きることをやめられない。
 そして単なる期待ならまだしも、欲しがってしまうのだ。あれもこれも。1つとして欠点のないことを、私達は望む。手に入れたいと。

 しかしそれは、不幸である。
 それをすることによってではない。それを巡る争いに繋がるから不幸なのである。何かが完璧でない時、私達は怒りや悲しみを覚える。その感情が、余計な戦いや加害や不平や悪を生む。それらを生み出す人々は、完璧でないことによるマイナスの感情によって悪人となる。これは誰であっても避けられない。
 そうして、不幸が育まれてしまう。不満を持つ人々によって。

 だからこそ完璧は恐ろしい。絶対に満たされることのない欲に、人は動かされてしまうから。不幸は完璧を求めることで訪れる。
 不満は完全を望もうとして抱かれる。

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