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【園内研修】他クラスの保育を、短時間見学するだけでも有益でした。

 今日は別のクラスへ、保育見学に行きました。

“園内研修“と位置付けられるこの保育見学。園内研修=みんなで集まって勉強会という図式だけではないってことです。

 同じ園で過ごしているとはいえ、実は他クラスの様子が見えにくかったり、知らなかったりすることは誰にでもあると思います。特に私が今、勤務しているのは2階建てであり、未満児(乳児)が1階、以上児(幼児)が2階なので、実は1階の様子をほとんど知らなかったりします。

 と言いつつ、私は同階の年中クラスへ見学に行ったのですが。笑

 けれど、同じ階とはいえ、やっぱり見えてないものの方が多く、短時間であったても色々と収穫がありましたので、今日はそこを書いてみたいと思います。(後で研修報告も書かないといけないんですけどね)

①会話が必須となるツール『折り紙』

 どんな遊びでも、自分がいれば相手がいるわけで、そこには会話が発生します。折り紙を遊びに取り入れると、折り方を教えてくれる人と、教えて欲しい人がいるわけで、そこには必ず言葉のやり取りが発生します。こちらが意図しなくても。
 この日、折り紙遊びがコーナーとして設けてあり、これって意外と盲点だったなと思いました。私はどちらかと言えば、指導に近い形で“大人→子ども“という流れでした。これを“子ども→子ども“という流れにするだけで、会話の回数を増やせるのかもしれない。
 これは今後の折り紙遊びを見直すきっかけとなりました。

②おままごとのお弁当箱

 そんな細かいこと?と思うかもしれませんが。
 うちのクラスに置いてあるおままごとのお弁当箱はいわゆる一般的なお弁当箱。仕切りが一個あるやつ。このお弁当箱を使って、子どもたちは色々な具材に見立てたおもちゃを盛り込み、My弁当箱を作り上げて楽しんでいるわけですが、中には上手く彩りを出せなくて面白さを見出せない子もいるんです。
 このクラスでは一般的なお弁当箱とは別に、コンビニとかで売ってる幕の内弁当のように、仕切り…というか個々の部屋が用意されているタイプの弁当箱が用意されていたんです。
 これ、その部屋ごとに好きな具材を入れれば、勝手に彩りが出るお弁当箱になるじゃん!って思いました。

③飛行機が飛ぶ感覚を表現すると

 先ほどの折り紙に戻りますが、何人かは紙ひこうきを作って遊んでいました。はじめのうちは投げて飛ばして遊んでいましたが、上手く飛ばせず…(飛ばせないという事実は、これはこれで保育を展開するヒントだと思います)。飛ばせなくなった子どもたちは、いつの間にかひこうきを手に持って一緒に走っていました。
 “ひこうきが飛ぶ“を全身で表現していたんですね。

 やっぱり子どもってすごいなぁって。

 これを“走らないの!“と伝えるのか、“テラスで走っとていで!“と伝えるか。私は後者が言える保育者になりたいなぁと思います。

まとめ

 見学自体は1時間にも満たないものでしたが、“見学“として子どもたちを見ると、色んな気づきができることに驚かされます。これが“参加“になってしまうと違うんだと思います。 
 自分が見学される側になると、ちょっとドキドキしちゃいますけどね。笑

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