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質ではなく量をこなすスタンスも忘れないでおこう、という話です。

 今年度、新しい職場にやってきて、自分の長所をどのように売り出すのかを考えていました。幸い?と言いますか、この10年で培ってきたものは新たな場でも通用したので、活躍できる場面はいくつかあったのかなとは思います。

 その中の一つに【壁面製作】です。

 以前、別記事でも壁面製作については取り上げたのですが、それとは別で。具体的には、行事前の子どもたちが取り組んでいる姿を画用紙や写真を利用して貼り出すドキュメンテーションというものです。


調べるとすぐに出てきます

 私はそういう類のものを作るのが得意…というか好きで、現在の園で、初めて作ったものを見てもらった際に「リョウ先生はこういうのが得意なら任せてもいい?」となり、ことあるごとに作っていました。もはや作品と言ってもいい。

 嬉しいことにノンコンタクトタイム(子どもと関わらずに仕事をする時間)をたくさん頂けるので、たっぷりと時間をかけて作れるので、こだわって作ってたんですね。

 完成品を自分としては“大満足のドキュメンテーションが出来た!!“と思って貼り出すのですが、

 思ってたよりも他の職員や保護者の反応が薄いんですよね…笑

 あれ?おもてたんと違うぞ?

自己満を捨てろ!

 というか、半年経ったぐらいから薄々感じてたんですが、「これって自己満でしかないんだろうな」と。口では言わないけれど、周囲はクオリティはそこそこにスピード感を持って、その日の出来事はその日のうちに張り出して欲しいと思っているんじゃないだろうかって考えたんですね。

 私が手書きで作ることで、私という味は出せているのでしょうが、多分そこは求められていないんですよ。(見てくれている人も評価してくれてる人もいますよ)

 貼った瞬間から、その掲示物の鮮度は落ちるしかないわけです。鮮度が落ちるスピードは、時間をかけて作ったものであるかどうかは関係ない。

 今、私は子どもたちがお世話コーナーにベビーカーを置いて欲しいとの要望をしてきたので、それを作っているのですが、子どもの興味が最も高まっているうちにそれを届けたい。 

 というわけで、今ベビーカーを段ボールで作っています。こだわればこだわるほど時間がかかりそうなので、3時間で3つ作り上げる“スピード感重視“でやっています。

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