新聞おじさん

1986年生まれ。秋田県在住。生まれ変わったら新聞記者になりたい。

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最近の記事

再生

沁みた

ラジオで偶然出合った一曲。 個人的には切ない「渋谷の変貌」をきっかけにしてるところが秀逸。 "見えてるものは一緒でも 違う方法で見つけたものだろ” そう言われると、自信をもらえた気がする。

    • 官邸の意向を探ることに腐心する役人が「なんでもカンテイ団」だなんて――うまいこと言うな。 https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190302&ng=DGKKZO41913920R00C19A3EN2000 日経31.3.2大機小機

      • かこさとし しゃかいの本

        かこさとしさんの作品は、科学がテーマのものが多いイメージを勝手に持っていたが、「しゃかいの本」シリーズというのがあることを知った(絶版、一部は「復刊ドットコム」により復刊)。 かこさとし しゃかいの本(全11巻) 【金融】ぎんぎらぎんこうものがたり 【流通】やさいのだいりょこう 【政治】こどものとうひょう おとなのせんきょ 【郵政】ゆうびんです ポストです 【運輸】しんかんせんでも どんかんせんでも 【住宅】あきえちゃんのいえ ジロのいえ 【出版】ほんはまっています 

        • 町の本屋さん

          つい10年位前までは、書店に本を注文すると大概「2週間かかります」といわれたものだ。 これには、「自転車で運んでいるの?」なんて嫌味を言いたくなるほど不満だった。 それに、自分が欲しい本を店員さんに説明するのも気恥ずかしくて苦手だった。 それがアマゾンを使うと、人目をはばからず自宅から注文でき、早くて翌日に届く。 初めて使ったときは、感動した。 しかし、その快適さに目を奪われて忘れていたことがある。 それは、書店で客注したときには送料が全くかからないということ。 出版取次と

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          ロコスキー場考

          秋田は「ロコスキー場王国」地元の人しか知らないようなローカルなスキー場を「ロコスキー場」と言うらしい。 スキー場のガイドブックなどでも紹介されることが少ないコアな存在だが、これを専門に巡ってブログに綴る人もいる。 雪国では、スキーを学校教育に取り入れるところが多い。 そうした需要のため維持されてきたロコスキー場だが、昨今は児童数の減少や運営側の担い手不足により、存続断念を余儀なくされるケースもよくある。 しかし秋田は、国内有数のロコスキー場残存地帯。 「ロコスキー場王国」とで

          ロコスキー場考

          ロープトゥの正しい乗り方

          小規模スキー場にある「ロープトゥ」なる滑走式リフトは、気になる存在だ。 チェアリフトに比べて簡素な構造のロープトゥは、設置管理の負担が少なく、零細のロコスキー場では重宝されてきた。 ロープ(rope)は「綱」、トゥ(tow)は「牽引」を意味する。 モーターの付いた円盤と受けの滑車の間に綱(ケーブル)を渡し、ぐるぐる回る綱につかまって、スキーを滑らせながら山を登るというわけだ。 乗るにはある程度のスキー技術が必要で、初心者が使うのはまず無理。 そんなわけで、リゾートスキー場では

          ロープトゥの正しい乗り方

          「図書館近居」のすすめ

          我が家から最寄りの市立図書館までは徒歩一分。 小さい子どもを連れて行くのにも抵抗がなく、雪の日も風の日も、思い立ったらすぐ行ける。 これは、とても便利でありがたいことだ。 私は、「図書館近居」の価値がもっと世の中に広がればいいと思っている。 図書館はブックシェアリング20~30代の「ミレニアル世代」を中心にモノの所有から利用へと関心が移っている。 いわゆる「シェア」が見直されて久しい。 使用頻度が低いモノ、著しく高価なモノ、所有して邪魔になるモノは、私も所有に抵抗を感じるよ

          「図書館近居」のすすめ

          愛着と平成

           知ってるおうたが聴きたい――車でラジオを聴いていると、子どもたちにこうせがまれる。「知ってるおうた」とは、彼らが普段聴き慣れている童謡のこと。子どもは既に親しいものへの執着心が強いといわれる。しかし大人の私でも、もしドライブのBGMが私に馴染みのないメタルやパンクロックだったら――同じことを言うかもしれない。  本選びでも似たようなことがある。図書館で借りる本を子どもたちに選ばせると、わざわざ家にもある本を選んでくることがある。東京子ども図書館名誉理事長の松岡享子さんは、

          店の名は?

          普段、慣れ親しんだ店の名前を気に留めることは少ない。 しかし、その名前の由来に思いを致すと、創業者の思想や事業のコンセプトに気付くことがある。 「無印良品」は、過剰な機能や品質、マーケティング費、広告費が価格転嫁された「ブランド」へのアンチテーゼ。 「ファミリーマート」には、コンビニと個人商店は敵でなく、FC展開で共存共栄できる「家族」だという思いが込められている。 無駄を削ぎ落とした商品と暮らす幸せを提案する、店舗の創意工夫を尊重して地域の消費文化を守る――セゾングルー

          マッコリ(マッコルリ) 「マッ」は「粗雑に」とか「一緒くたに」などの意味。「コルリ」は「漉す」との意。 マッコルリは、「粗雑にひとつにして漉す」酒との意味。 『焼肉大学』261頁

          マッコリ(マッコルリ) 「マッ」は「粗雑に」とか「一緒くたに」などの意味。「コルリ」は「漉す」との意。 マッコルリは、「粗雑にひとつにして漉す」酒との意味。 『焼肉大学』261頁

          クッパ(クッパプ) 「クッ」はスープのこと、「パプ」はご飯のこと。 『焼肉大学』214頁

          クッパ(クッパプ) 「クッ」はスープのこと、「パプ」はご飯のこと。 『焼肉大学』214頁

          ビビンバ(ビビムパプ) 「ビビム」とは混ぜる、「パプ」とはご飯の意。 『焼肉大学』208頁

          ビビンバ(ビビムパプ) 「ビビム」とは混ぜる、「パプ」とはご飯の意。 『焼肉大学』208頁

          本の袋

          秋田市の老舗・加賀谷書店の書店封筒には、「子どもたちよ」という詩が印刷されている。 良書を広めたい、という書店の強い個性がにじむ。 詩の内容は、やや教育的、啓蒙的で、人によっては説教くさい、おせっかいと感じる向きもあるかもしれない。 しかし、そもそも教育や啓蒙は活字文化の真骨頂。 しかも、この詩が印刷されているのは、いずれ捨てられる運命の封筒。 このさりげなさがいい。 昨今の小売店では、客にとって耳障りのいい言葉ばかりはびこる。 そのせいで、商品・サービスの本質がかえっ

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          2010年1月6日撮影 東中野・大盛軒

          2010年1月6日撮影 東中野・大盛軒

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          2010年6月6日撮影(吉祥寺サンロード商店街)

          2010年6月6日撮影(吉祥寺サンロード商店街)

          網張スキー場

          網張スキー場