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ロルフィング/重力を感じながら立っている


本土のさくらを十五年見ていません。

毎年この時期になると、恋しくなります。

用事があって、ときどき本土には帰るのだけど、
さくらのシーズンに当たったことは 
まだないのです。

ざんねんながら石垣島には
本土のソメイヨシノのような
はらはらと散るさくらはありません。

だから、さくらの季節がくるたびに
京都に帰りたくなります。

そしてさいごには西行のように
死ぬときには、
本土のさくらを見てから死にたいと思います。

西行。
十代の頃から、この放浪の歌人が好きで
私がもし男だったら、今ごろ
バイクにテントを積んで走っているのではないか
と想像します。

むかしから何故か
出家や放浪する人が気になっていました。

シャカ、松尾芭蕉、西行、種田山頭火。


それは私が母親との愛着の傷を
もっているからかもしれないと、
心理学をはじめてから気づきました。

だから、ああいった人たちにシンパシーを
感じてしまうのでしょう。

母子の絆が切れると、
大地とのつながりを失ってしまいます。

7つのチャクラでいえば、
第一チャクラ、
ルートのチャクラが損傷していて
グラウンディングしにくくなって
大地に根づけない感じになるんじゃないか
と思います。

私は足元がふわふわした感じが常にありました。
一箇所にじっと立っていられないような
落ち着きのない人でした。


ところが。

グラウンディングできなかった私を
グラウンディングさせた
ボディワークがありました。

そのボディワークをご紹介します。

前置きが長かったですが、
私のすきな、
私に変化、変容を起こしたボディワークの
真のすごさをお伝えしたくて、 
いろんなお話をしてしまいました。

それは
ロルフィング
というボディワークです。

詳しくはリンクを貼っておきますから
あとで見てください。

 
ロルフィングの
「快適な身体を手に入れる」
というキャッチコピーに惹かれて受けてみました。

そういえば、吉本ばななさんのパートナーが有名なロルフィングの施術者です。
余談ですが。


ロルファーは全国にいて、
私は沖縄本島で受けました。

ロルフィングは
今までになかった身体の変化をもたらしました。

なかでも大きな変化は、二つありました。

一つは、
呼吸が楽になったこと。
胸いっぱいに空気を吸い込んで
深呼吸できるようになりました。

もう一つは、
グラウンディングできるようになったこと。
足の裏が地面にぴったりとついて、
地球の中心に向かってぐいぐい引っ張られている
ような感じがしました。

こんな感覚は初めてでした。

重力を感じながら立っている、
とは、こういう感じでしょうか。

身体は、安定感を感じ、
こころは、安心感を感じました。
なんの心配も不安も感じません。

ロルフィングは
ばらばらになった身体の統合をめざしている
そうです。

いままでは重力に逆らって立っていたから
身体がしんどかったんだな。
こころが不安定だったんだな。

身体がグラウンディングすると、
こころも安心します。
 

もしもご興味のある方は



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