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【映画レビュー】「Lift リフト」怪盗グループが500億ドルの金塊を狙う!

本日も読んでいただきありがとうございます!
「Lift リフト」を見たのでレビューをしていきます。


はじめに

芸術品を専門にしている怪盗グループを率いるサイラス(ケヴィン・ハートさん)は、元彼女でインターポール捜査官のアビー(ググ・バサ=ローさん)から、大きな犯罪の計画を止めるために、500億ドルの金塊を盗んで欲しいと依頼されます。
仲間の釈放を条件にされた、サイラスはやむをえず引き受けますが、予想以上の困難が待ち受けます。

盗み方が光る

好感が持てたのは、サイラス達が最後まで「ものを盗む」という設定がブレなかったところです。
アクション映画の場合、アクションシーンが激しくなってくると、ややもすると最初の設定がどこかに行ってしまいがちなのですが、サイラスを含めた怪盗グループは、盗むというところから離れることなく、エンディングまでたどりついていました。
また、金塊を盗む方法というのも、空中で盗むというあまりなかったアプローチ、かつその手段もあまり見たことがなかったので、その点では工夫をしていたと言っていいと思います。

サイラスと仲間達に好感が持てた

ケイン・ハートさん演じるサイラスとその仲間、カミラ、デントン、キム・ユンジンなど怪盗チームのメンバーは、家族のような繋がりを持っているのですが、仲の良さ、信頼関係の深さなどが、セリフのやり取りや、仕草などでとても自然に表現されていたように思えました。
サイラスとアビーの関係性が、ちょっとわかりにくいところがあったのですが、それほど違和感なく見られるので気になりませんでした。

バランスが良過ぎた映画

上記のような良い点がありながら、仲の良いチームはワイルドスピードのイメージを超えていってないですし、俳優陣もケヴィン・ハートさんをはじめ実力のある俳優陣を揃えていて、なんとジャン・レノさんまで出演していますが、他のアクション映画と比べるとインパクトが弱く、アクションについてもミッション・インポッシブルを超えるほど強い印象を残せていないという、全ての点においてバランスは取れて、取り立てて悪いところは無いのですが、結果としていい感じでまとまり過ぎてしまったという印象が拭えないのがとても残念です。

まとめ

俳優ケヴィン・ハートさん、ググ・バサ=ローさんのファン、アクション映画、空でのアクションが見たいという方以外であれば、他のアクション映画、他のジャンルの映画という選択肢も検討した方が幸せになると思います。

今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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